昨今は政府の政策の影響や、環境も少しずつ整ってきたこともあり共働きの世帯が大分増えてきました。なので、仕事に関わる人は以前に比べてかなり増えたはず。
そんな仕事ですが、楽しくできればそれに越したことはありません。しかし、現実には仕事が楽しく感じる人もいれば反対に苦痛で嫌いでたまらない!と感じる人もいるでしょう。
もしかしたら、嫌いでたまらない人の割合の方が多いかも・・・。
そこで今回は、仕事が嫌い過ぎる人に向けて具体的な対処法を7つ紹介します。
仕事が嫌い過ぎる原因は大きく分けて2つ
まず、仕事が嫌い過ぎる原因ですが大きく分けて2つあります。
上司や部下、同僚など職場での人間関係
一つ目は上司や部下、同僚など職場での人間関係が原因となっている場合。
- 上司の言うことが細かすぎる
- 上司に質問してもちゃんと教えてくれない・・・
- そもそも上司との相性が合わない
- 同僚や部下が思い通りに動いてくれない・・・
- 同僚や部下が何を考えているのか分からない
- そもそも同僚や部下との相性が合わない
などなど、人間関係にまつわる悩みは多岐にわたる上に些細なことでも辛いですよね。
少し日にちが経って解決すれば良いのですが、解決せずに環境が変わらないから悩みになってしまうのでしょう。
職場での人間関係に問題がある場合については、こちらの記事にまとめてあります。
仕事自体が嫌い過ぎる
二つ目は仕事自体が嫌い過ぎる場合です。
- 仕事のことを考えるだけでイヤになる、頭が痛い・・・
- 週始めの月曜日が苦痛でたまらない
- 金曜日の夜が嬉しくてたまらない・・・
- 仕事中にサボることばかり考えてしまう
- 集中してないせいか、仕事上でのミスが多い
ざっといくつか挙げてみましたが、あなたはいくつ当てはまりましたか?
もし何個か当てはまる場合、すでに「仕事自体が嫌い過ぎる」状態になっているかもしれません。
一日の労働を8時間と考えると、一日の約1/3は仕事が占めますよね。
仕事が嫌い過ぎる場合は、毎日その嫌いな時間がやってきます。
仮に、もし仕事に楽しさを見いだせたら?
毎日楽しい時間が嫌でもやってきます(笑)こんな幸せなことないですよね。
どちらが良いか?というと言うまでもなく後者ですよね。どうせ同じ時間を過ごすなら、楽な方、楽しい方に時間を使いたいと考えるのが自然。
仕事自体が嫌い過ぎる場合の具体的な理由
今度は仕事自体が嫌い過ぎる場合の具体的な理由についてみていきます。
通勤時間が長い
まず最初は職場までの「通勤時間が長い」です。
通勤時間が長いこと自体が直接の原因にならなくても、「嫌い」を助長する要因にはなります。
通勤時間が長いとやっぱり疲れる。いくら車や電車で乗っているだけといっても、神経は使っています。距離が短いならまだしも、長くなってくると疲労は蓄積していきます。
人間誰しも疲れるとイライラしやすくなりますよね。気持ちの余裕もなくなってくるし・・・。普段なら気にしないような言葉でもいちいち反発してみたくなったり。
何が言いたいのかと言うと、毎日のことでただでさえ仕事で疲れているのにその上、長距離の通勤でさらに追い打ちをかけて、楽しさも感じにくくなりますよね?
加えてネガティブ思考にも陥りやすくなります。
理由その1:通勤時間が長い
仕事が上手くできない・理解できてない
仕事が上手くできない場合や、内容をよく理解できてない場合も仕事が嫌い過ぎる要因となります。
これは多くは仕事を始めてからそこまで期間が経ってない場合が多いのではないでしょうか?
仕事が理解できてなかったり、上手く出来ない場合は思いのほかストレスが溜まるもの。特に仕事を始めて間もない頃などは、完全に理解することは難しいことが多いだろうし、上手く出来ることの方が少ないでしょう。
人間誰しも初めから100%仕事の内容を理解して、最初から上手くできる!なんて人はほぼいないはず。(一部の天才を除いて・・・)
最初から上手くできるはずはないのに、「どうして上手く出来ないのだろう・・・」と自分を責めてみたり、または上司に怒られるのが恐くて委縮してしまったり・・・。
と、ネガティブな負のスパイラルに陥ってしまうことも。
こうなってくると、仕事を好きになること自体が難しくなってしまうでしょう。
「自分だけじゃない、最初は誰もできないんだ!」なーんて、開き直りも大切かも。どちらかというと私も開き直って頭を切り替えるタイプです。
理由その2:仕事が上手くできない・理解できてない
仕事内容に面白さを感じない
次に仕事の内容に面白さを感じない場合も、仕事が嫌い過ぎる理由に入ってきます。
面白くない仕事を、毎日毎日やることほど苦痛なことってありませんよね?
仕事の内容は色々あるので、確かに誰からみても面白そうな内容、反対につまらなそうな内容のものはあります。
だけど、私が色々やってみて感じるのは、一見つまらなそうな内容でもやっているうちに楽しくなってくる場合がある!です。
もちろん、「できるorできない」も関係してきます。当たり前ですができないことを四苦八苦するより、できることをしていた方が断然楽しいですもんね。
とりあえず、最初から投げ出さずに目の前の仕事を自分なりにやれるだけ頑張ってみて、それでも面白さを感じないようなら転職なり、他の方法を考えた方が良いかも。
でも、真剣にやっているうちに面白味を感じてくるということは結構あるはず。
ポイントは「真剣に」です。真剣にやるから緊張感が出てきて面白くなってくるのです。
結局、面白いか面白くないか感じるのは自分の感じ方次第。
理由その3:仕事内容に面白さを感じない
また、集中力を持続させるためのコツはこちらの記事にまとめてあります。
残業が多いor休日が少ない
最後に「残業が多い、もしくは休日が少ない」場合も当てはまります。
毎日毎日、残業が多かったり休日も一般的な会社に比べて少なかったりすると、普通に体は疲れますよね。
モチベーションは下がりやすく、仕事が嫌いになるどころか好きになることが難しいはず。
といっても、昨今は残業や休日に関しては大分、企業側に厳しくなっいるので昔ほど残業が多かったり、休日が極端に少ないといった職場は少ないでしょう。
最近は少し耳にしなくなってきましたが、ブラックな企業ではまだそういった残業の多さや休日の少なさがあるのかも知れません。
もし、あなたの勤め先がそのようなブラックの要素があるのなら、体調を崩す前に環境を変えることを考えた方が身のためかも。
理由その4:残業が多いor休日が少ない
仕事が嫌い過ぎる場合の具体的な対処法7つ
それでは仕事が嫌い過ぎる場合の具体的な対処法について、7つを紹介!
通勤時間を短くする
対処法の一つ目は「通勤時間を短くする」です。
通勤時間にもよりますが、大概の人は職場への行き帰りで通勤ラッシュに遭遇するでしょう。
通勤ラッシュは、より時間がかかるだけでなく、体の疲労は蓄積し、スムーズにいかないもどかしさやイライラ感はつのるばかり…。
そんなメンタルの中なので、仕事でちょっとでも嫌なことがあったりするとますます嫌いになりやすいのでは?
そのような、毎日の通勤による疲労感やイライラから解放されるためにも、通勤時間を短くすることがおすすめ!
自宅から近い職場を選ぶとか、職場の近くに引っ越すなど、可能な限り通勤時間を減らす努力をすることが理想。
余った時間で、いつもより睡眠を多くとってみたり、または近くのカフェで朝活してみたりと、通勤時間を減らすことでストレスを減らすどころか逆に生産性まで上げることも可能。
対処法その1:通勤時間を短くする!
仕事を上手くできるようにする
やっぱり仕事は上手くできるに越したことはないです。
仕事が上手くできると、
上司や上の人に褒められるor認められる
↓
自分が褒められたり認められたりした結果、自分の自己重要感が満たされる
&上手くいけば給料アップor昇格!?
↓
やる気が出てくる・向上心が出てくる
と、まあ悪いことはほとんどないですよね。強いて言えば性格の悪い同僚に妬まれたり、嫉妬の感情を抱かれたりするくらいですかね。
これが反対に仕事が上手くできないと、
- 上司や上の人には認められない・褒められない・パワハラという言葉がメジャーになってきていますが、怒られる頻度も増えるかも
- 給料がアップしにくいor長い間仕事ができないと人員整理の対象になりやすいかも!?
- 色んな意味でモチベーションが下がるので、仕事には行きたくなくなる
と、悪いことばかりで良いことがほとんどない。
なので、仕事をするならできるに越したことはないです。仕事が上手くできるようになってくると、嫌い過ぎるといった感情は徐々に薄れていくでしょう。反対に、上手くできないとますます「嫌い」といった感情が強くなってしまうかも。
手っ取り早く上手くできるようにするにはどうしたらよいか?
上手くできる人のマネをするor直接教えてもらう
自分であれこれ模索して結果に繋げていくのも良いですが、近道はやっぱり今現在上手く仕事ができる人のマネをしたり直接教えてもらうことです。
同じ職場で多い所は自分より上手く仕事ができる人が沢山いるかもしれませんが、最低でもそういった人は身近に1~2人はいますよね。
何でも上手く仕事をこなす為にはコツがあります。上手くできる人は、意識してかしないでかそのコツやポイントをしっかり把握して実践しています。
そういう人は業務内容が少し変わったとしても上手くいくことが多いですよね!?
それはコツを知っているからです。
なので、あなたはそのコツを直接教えてもらうか、上手くいっている人の行動や考え方をマネしてみてそのコツをしっかり把握して実践するのです。
もちろん、ただマネをするだけではなく、その習得したコツにあなたの色や考えをプラスして。そうすることによって、あなただけのオリジナルができあがるでしょう。それも結果の伴った・・・。
とにかく沢山業務をこなし、経験値をためる
もう一つは、「とにかく沢山業務をこなし経験値をためる」こと。
量は質を凌駕するという言葉があるように、量を沢山こなすうちに自然と質も高まってきます。
たとえば、
- 字を練習して書いているうちに上手く書けるようになった
- 野球のバッティングで上手くボールが当たらなかったが、練習しているうちにボールを打てる頻度が増えた
- ブログを書き始めたころはとても人に見せられるような記事ではなかったが、100記事くらい書いたころには上手くなり堂々と人に見せられるようになった
- 料理を始めたばかりの頃は、とても美味しいとは言えなかったが半年も経過したころには美味しい料理が作れるようになった
などと、最初から技術が卓越している天才でなくても、量をこなしているうちに自然と質は高まっていきます。
マルコム・グラッドウェルも著書で「一万時間続ければ本物になる」といった本の中では「一万時間の法則」と言っていますが、簡単に要約すると量をこなしているうちに質が高まることを説いています。
仕事が上手くできる人に直接教えてもらい、その人のマネをして、あとは沢山業務をこなし経験値をためていけば、仕事は自ずと上手くできるようになるはず。
対処法その2:仕事を上手くできるようにする
仕事を面白く感じるようにする
仕事ができるようになり、結果が伴ってくるとだんだん面白くなってくるはず。そのように結果が伴ってきても面白く感じないのであれば、その仕事自体があなたに向いてないのかもしれないので転職も考えてみた方が良いかも。
私は仕事が好きなので、頭の中には常々仕事のことばかり考えているのですが・・・。
仕事だけでなく何でもそうだと思いますが、人間同じことが続くと飽きてしまいますよね。
なので、同じ仕事でも順番や方法や角度など、やり方をちょっと変えてみたりしてしまうのが普通ではないでしょうか?
そして、やり方をちょっと変えてみたりすると今度は少し違った結果が出てきたり。
良い結果、悪い結果ともにそれぞれ出てくるでしょうから、良い結果が出た時にさらに改良してみたり追及してみればさらに良い結果が出ることも。
そうやって、あれこれ試行錯誤しているうちに良い結果がどんどん出てきて、仕事が面白く感じるようになるのは私だけではないはず。
対処法その3:仕事を面白く感じるようにする
残業時間や休みの日数は自分のキャパを超えない会社を選ぶ
実際に就職してからでないと、具体的な残業時間や年間を通しての休みの日数は分からないこともありますよね。
しかし、今努めている会社の休みが平均的にみても少なすぎる場合や、残業時間が多い場合は、上司や上の人に訴えてみて、それでも変えることが難しいようなら転職して自分のキャパを超えないような会社を選ぶのも一つの選択肢。
転職を探すなら宅建Jobエージェントがおすすめです。
仕事となるとある程度忍耐が必要な場面も出てきますが、我慢し過ぎて体を壊したり病気になってしまったら本末転倒。体は大事な大事な資本ですからね。
体を休める時はしっかり休めて、回復してから思いっきり働く。
仕事をする上での基本ですよね。
体に疲労感が蓄積し過ぎていると、モチベーションも下がるし良いアイデアは浮かんでこないし、そしたら仕事も上手くいかないでしょう。結果的に仕事が嫌いになってしまう要因になったり・・・。
なので、
- 自分の会社が他の会社の平均的な休みの日数が少なすぎないか?
- 残業時間は多すぎないか?
- その休日の日数や残業時間は自分の体力に見合っているか?
を、しっかり見つめて合わないようなら上司に相談したり転職を考えたり行動を起こすべし。
対処法その4:残業時間や休みの日数は自分のキャパを超えない会社を選ぶ
転職を考えてみる
仕事が嫌い過ぎる場合の対処法で、転職を考えてみるのも選択肢の一つです。
ですが、その前に今の環境で今まで以上に精一杯頑張ってみてはどうでしょう?
今まで以上に精一杯頑張ってみることで、上司や同僚の見る目が変わったり成果が出せるようになり面白く感じてくるかも知れません。
しかし、それだけ自分なりに精一杯頑張ってみても周りの環境は変わらなく、仕事をしていても楽しさを感じず相変わらず嫌いなようなら、それは本当にその仕事が向いてないかもしれないので転職を考えた方が良いかも。
やっぱり人間、向き不向きがあると思います。
向かないものは向かないので仕方がありません。
自分の技術、体力や能力に見合った新しい職に転職して新境地で頑張ってみるべし。
転職を探すなら宅建Jobエージェントがおすすめです。
対処法その5:転職を考えてみる
趣味など何か楽しみをつくる
他の対処法として、「趣味など何でも良いので楽しみを作る」方法もあります。
仕事が嫌い過ぎる状態になってしまうと仕事という言葉からは、
- 行きたくない
- 面白くない
- 仕事をしたくない
- 職場のあの人に会いたくない
- 自分に合わないあの上司に近づきたくない
- 給料を上げてほしい
などなど、連想する言葉はネガティブなものばかり出てくるのではないでしょうか?
これだと考えれば考えるほどますます仕事が嫌になってしまいますよね!?
だって、考えるとネガティブな発想しか出てこないのだから・・・。
なので、その負の流れを一度断ち切るためにも一旦頭を切り替えることが必要。
趣味や何か自分が楽しいと思えることを見つけて没頭できると、その間はとても楽しく、嫌な仕事のことも忘れられますよね!?
そうやって一旦頭を切り替えることができれば、頭も体もリフレッシュできて再度仕事に取り組みやすくなるでしょう。
対処法その6:趣味など何か楽しみをつくる
自分の感じ方や考え方を変えてみる
もう一つ、ちょっと難易度は高めですが「自分の感じ方や考え方を変えてみる」という方法も。
結局のところ楽しく感じるかつまらなく感じるかは、自分の感じ方や考え方によるところが大きいもの。
同じものを見ても、「青」と感じるか「緑」と感じるかは人それぞれですよね。
プラスに物事をとらえて考えるかマイナスに物事をとらえて考えるか。
このザ・シークレットの本の中に「引き寄せの法則」というものが書いてありますが、私はあながち間違ってないような気がします。
物事のとらえ方がプラスにとらえる傾向があれば、どんどんプラスの出来事を引き寄せ・・・。反対にマイナスに物事をとらえる傾向があればマイナスの出来事をどんどん引き寄せる。
ジェームズ・アレンも「原因」と「結果」の法則という本を出しています。その中で、「起きた出来事」=「結果」に対して必ず「原因」はあると言っています。
原因があるから結果が起きる。
つまり、プラスに考える(原因)からプラスの出来事が起こる(結果)。反対にマイナスに考える(原因)からマイナスの出来事が起きる(結果)。
一見複雑に見える世の中の出来事も案外シンプルだったりしますよね。
同じ仕事でもプラスにとらえることができれば楽しく感じる上にプラスの出来事を引き寄せる。反対に、マイナスにとらえれば楽しく感じることは難しく、さらに追い打ちをかけるようにマイナスの出来事を引き寄せるでしょう。
対処法その7:自分の感じ方や考え方を変えてみる
仕事は一日の三分の一は占めるので、楽しくできるようにしよう!
一日は誰も平等に24時間。その中で仕事は約8時間、一日の約三分の一を占めますよね。
仕事は毎日あるのに、嫌い過ぎる場合はその苦痛な時間が一日の三分の一も・・・。それも毎日。
私は忍耐はそこまで強くないので、きっと耐えられません(汗)
仕事が嫌い過ぎる場合の対処法について上記に具体的に解説してみましたので、もしあなたがそのような境遇にいるのなら、取りいれられるものから取りいれて仕事を楽しくできるように改善してみましょう!
・・・という私はといいますと、仕事が好きで楽しくてたまらないたちです。
なので、人から仕事に対してネガティブな意見を良く耳にするのですが、毎回、仕事は毎日あるのにもったいない!って思ってしまいます。
だって、嫌なこと(仕事)が毎日起こるのは苦痛でたまりませんが、反対に楽しいと思えること(仕事)が毎日起こると幸せでたまりませんよね?
仕事が嫌い過ぎる場合の他のおすすめの本
私は本好きで色々読んでいるのですが、その中でも仕事が嫌い過ぎる場合に参考になりそうな本も載せておきます。
1冊目は斎藤一人さんの「仕事はおもしろい」です。
他に永松茂久さんの「斎藤一人の人を動かす」です。
まとめ
当初予定していたより大分長くなってしまいました・・・(汗)
今回は仕事が嫌い過ぎる場合の具体的な対処法について7つ紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
「仕事は好きだよ!」、「そんなこと知ってるよ!」って人は大丈夫です。でも、もし上記のような対処法を知らなくて、仕事が嫌い過ぎて悩んでいる人はぜひ参考にしてみてくださいね!
仕事が楽しいほど毎日が充実することってなかなかないですよ!