近年ではYouTubeやブログ、インスタなどでも収入を得ることができ、副業もしくは本業にしてガッツリ稼いでいる人も増えてきましたね。
そこで注意しなければならないのが確定申告。
私みたいな自営業の人は収益が発生したらその都度申告しなければならないし、会社員の人でも本業以外の所得が20万円を超えるようであれば確定申告をしなければならない。
毎年のことだけど、これがやっぱり面倒で大変(;’∀’)
少しでも手間を省きたい・・・。
そんな思いからe-Taxを使って確定申告してみたら、思った以上に楽&便利!
といった経緯から今回は、確定申告をe-Taxでするデメリットとメリットについてまとめてみました。
e-Taxとはどんなもの?
そもそもe-Taxとはどんなものか?
e-Taxとは、簡単に言うと所得税等の確定申告や各種手続きをインターネットで行うもの。
e-TaxのHPにもこのように書いてあります。
e-Tax(国税電子申告・納税システム)とは、所得税、消費税、贈与税、印紙税、酒税などの申告や法定調書の提出、届出や 申請などの各種手続をインターネットを通じて行うことができるものです。
また、税金の納付も、ダイレクト納付やインターネットバンキング、ペイジー(Pay-easy)対応のATMを利用して行うことができます。
便利な世の中になったものです。
数年前は接続に時間がかかったりと、使っていて少し不満を感じていた(;’∀’)
けど、年々改良されているせいか、現在ではほとんどストレスを感じなくなっています。
e-Taxのデメリット
次にe-Taxのデメリットとはどんなものがあるか?
e-Taxは開始できるようになってしまえば簡単だけど、開始するまでの事前準備がちょっと手間(汗)
ざっと挙げてみると、
- マイナンバーカードの取得
- ICカードリーダライタの購入(スマホがマイナンバーカードの読み取り非対応の場合)
- 利用者識別番号の取得
こんな感じ。
一つずつ見ていきます。
1,マイナンバーカードの取得
まずは、マイナンバーカードを取得しなければならないこと。
e-Taxを利用するには、
- マイナンバーカード方式
- ID・パスワード方式
のどちらかでログインする必要があります。
ID・パスワード方式はマイナンバーカードが普及するまでの暫定的な対応なので、将来的にはマイナンバーカード方式一択と考えてよいでしょう。
なので、マイナンバーカードの取得は必須。
しかし、昨今では20000円分のマイナポイントを還元するなど、マイナンバーカードの普及を後押しした結果、現在の取得率は80%超え。
よって、マイナンバーカードの取得は現時点ではそこまでのハードルにはなってないはず。
2,ICカードリーダライタの購入(スマホがマイナンバーカードの読み取り非対応の場合)
2つ目に、マイナンバーカードを読み取るための、ICカードリーダライタを購入しなければなりません。
しかし、これも数年前まではICカードリーダライタの購入が必須だったけど、最近ではスマホでマイナンバーカードを読み取れるものが普及し始めています。
なので、マイナンバーカードの読み取り対応のスマホを持っている場合は、ICカードリーダライタの購入は必要ないです。
私はe-Taxを始めたころはよく分からなかったので、ICカードリーダライタを購入して使っていました。
今でもICカードリーダライタは使えるけど、マイナンバーカードをスマホで読み取れることを知ってしまったので、今はほぼスマホで読み取りしています。
スマホで読み取りの方が断然楽!
ちなみに、私が使っているICカードリーダライタはアマゾンで購入しました。
確定申告にしか使わないので、価格は安いものでレビューを参考にしながら購入。
このICカードリーダライタはドライバのインストールが不要なので、PCに接続してマイナンバーカードを挿入すればすぐに読み取ってくれます。
使い方は超簡単( ̄▽ ̄)
安いもので十分。私は1000円代で購入できました。
ICカードリーダライタが必要な人はどうぞ。
3,利用者識別番号の取得
そして、ちょっと面倒なのがこの「利用者識別番号の取得」。
e-TaxのHPに詳しく載っているので、リンクを貼っておきます。
ちなみに私は、「【取得方法①】のWEBからマイナンバーカードを使ってアカウントを登録する」でやってみました。
PCでICカードリーダライタを使ってマイナンバーカードを読み取りました。
ちょっと面倒に感じるけど、手順に従って行えばそこまで難しくない。
一度、取得してしまえば次回からは省略できますからね。
ちなみに、e-Taxの受信通知の確認の仕方については、こちらの記事にまとめてあります。
e-Taxのメリット
反対にe-Taxのメリットは?
- 自宅に居ながら完結できる
- 確定申告時期は24時間申告が可能
- 添付書類を省略できる
- 申告期限内なら訂正したい場合でも、新たに送信すればOK
と、こんな感じ。
デメリットよりメリットの方がはるかに上回っている(;’∀’)
こちらも一つずつ解説していきます。
1,自宅に居ながら完結できる
1つ目のメリットは、確定申告が「自宅に居ながら完結できる」です。
e-Taxを使う前の私は確定申告の書類は、
- 確定申告の書類の印刷+添付書類を集める
- 書類を封筒に入れる+のり付け
- 郵便局に持って行き郵送
たかがこれだけと言われればそれまでだけど、これを毎年やるので地味に面倒(汗)
これがPCで全て完結できるので、気分はかなり楽!
2,確定申告時期は24時間申告が可能
確定申告時期にはe-Taxを24時間利用可能で、かつ24時間申告が可能。(メンテナンス時間を除く)
それで、24時間申告が可能だけでなく、一般的な確定申告書の受付は2月16日頃~3月15日頃の期間になるけど、その受付日時前でも送信可能!
つまり、1月中に確定申告書の作成が終わってしまった場合は、e-Taxならその時点で送信可能というわけ。
わざわざ2月16日まで待つ必要なし!個人的にはこれが一番メリットを感じる( ̄▽ ̄)
私の性格がせっかちなので、大体1月中には申告書の作成は終わってしまい、受付の2月16日を待っているのがかなりじれったかった(笑)
3,添付書類を省略できる
e-Taxのメリットはそれだけではありません。
所得税の確定申告書をe-Taxで提出する場合は、省略できる添付書類があります。(ただし、5年間は保存しなければならない)
・給与所得者の特定支出の控除の特例に係る支出の証明書
・個人の外国税額控除に係る証明書
・雑損控除の証明書
・医療費通知(医療費のお知らせ)(注1)
・医療費に係る使用証明書等(おむつ証明書など)
・セルフメディケーション税制に係る一定の取組を行ったことを明らかにする書類(注2)
・社会保険料控除の証明書
・小規模企業共済等掛金控除の証明書
・生命保険料控除の証明書
・地震保険料控除の証明書
・寄附金控除の証明書
・勤労学生控除の証明書
・住宅借入金等特別控除に係る借入金年末残高証明書(適用2年目以降のもの)
・特定増改築等住宅借入金等特別控除(バリアフリー改修工事)に係る借入金年末残高証明書(適用2年目以降のもの)
・特定増改築等住宅借入金等特別控除(省エネ改修工事等)に係る借入金年末残高証明書(適用2年目以降のもの)
・特定増改築等住宅借入金等特別控除(多世帯同居改修工事)に係る借入金年末残高証明書(適用2年目以降のもの)
・政党等寄附金特別控除の証明書
・認定NPO法人寄附金特別控除の証明書
・公益社団法人等寄附金特別控除の証明書
・特定震災指定寄附金特別控除の証明書(注1)令和3年分以降の所得税より、「医療費控除の明細書」に入力して送信することにより、税務署への提出又は提示を省略することができます。
(注2)平成29年分から令和2年分の所得税において、「セルフメディケーション税制の明細書」に入力して送信することにより、税務署への提出又は提示を省略することができます。
(注3)平成31年4月1日以後、次の書類については、申告書の提出の際に提出又は提示が不要となりました。給与所得、退職所得及び公的年金等の源泉徴収票
オープン型の証券投資信託の収益の分配の支払通知書、配当等とみなされる金額の支払通知書、上場株式配当等の支払通知書
特定口座年間取引報告書
未成年者口座等につき契約不履行等事由が生じた場合の報告書
特定割引債の償還金の支払通知書
相続財産に係る譲渡所得の課税の特例における相続税額等を記載した書類
添付書類といっても自分の申告に必要な分となるとそんなに多くはないけど、のり付けして郵送する手間がなくなる分かなり楽。
4,申告期限内なら訂正したい場合でも、新たに送信すればOK
そして最後に、申告期限内なら訂正したい場合でも、訂正して新たに送信するだけでOK。
訂正して新たに送信するだけで、税務署への連絡も必要なし。
私も一度、申告書を送信してから訂正したことがありましたが、ほんとに訂正して新たに送信するだけで、済みました。
これもけっこう便利。
これが、紙で郵送した後に訂正したい箇所に気づいた場合はちょっとやっかいですよね(;’∀’)
実際にe-Taxで確定申告をしてみたらめちゃくちゃ楽だった!
ざっと、e-Taxのデメリットとメリットを挙げてみましたが、実際にe-Taxを使って確定申告書を提出してみたらめちゃくちゃ楽~。
事前準備は若干手間だけど、今はマイナンバーカードは大体の人が持っているし、マイナンバーカードの読み取りもICカードリーダーでなくてもスマホで読み取れるのでデメリットというほどのデメリットは見当たらない。
むしろメリットの方が大きすぎ。
入力すれば自動計算してくれるし、年々e-TaxのHPは見やすく使いやすくなっているので、時間短縮・効率の観点からも使わない手はないです。
ちなみに、アフィリエイトで3万円稼ぐコツについてはこちらの記事にまとめてあります。
アドセンスのアンカー広告で収益増加!についてはこちらの記事。
まとめ
今回は、確定申告をe-Taxでするデメリットとメリットについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
e-Taxで申告する人は大分増えてきていると思いますが、まだe-Taxを使ってない人、迷っている人は参考にしてみてくださいね。