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仕事はルーティン化した方が良い!?効率の上げ方を考察

無限
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昨今では女性の活躍の場も広がり、共働きをする世帯もかなり増えました。

一日の中で仕事をしている時間の割合が増えてくると、重要になってくるのが仕事の効率です。

この記事では仕事をしている人に向けて、仕事の効率を上げるためにはルーティン化するのとしないのではどちらが良いのか?といった観点で考察します

同じような事の繰り返しだが仕事は大変

書類の束

毎日、仕事内容が180°変わるという人も中にはいるかもしれませんが、大体の人が同じような内容の作業の繰り返しではないでしょうか。

毎日同じような業務でも肉体的、または精神的に負担は大きい

仕事の内容が毎日同じような作業の繰り返しだからといって、簡単なわけではないですよね。

重労働ならしっかり手足を使って力を入れて行います。軽労働の中でもデスクワークなら同じ姿勢でたくさん読み書き、またはPCでの作業が多くなり目は疲れて肩が張り、精神的な負担は大きくなります。

重労働・・・力を使うので肉体的な負担が大きい

軽労働・・・力を使わないので肉体的な負担は少ないが、反対に精神的な負担が大きくなる

 

職種や業務内容によっても負担のかかる部分や程度は変わりますが、一日仕事をすると体は疲れますよね。それだけ、一見簡単な作業に見えるようでも体に負担はかかっています。

大変だからこそ、作業をこなすことによって給料(収益)が発生するのです。

労働=対価

ですよね!

同じような感じもするが、実は毎日少しずつ違っていたりもする

仕事は毎日同じような感じはしますが、実は少しずつ条件・状況など何かが違っていたりします。

体調や気分によるモチベーションは違う!

人間は感情のある生き物です。常にモチベーションがずっと一定という事はありえません。ロボットならともかく・・・。

なので、「宝くじに当たった!」、「彼女ができた」、「結婚、もしくは子供が生まれた」、「旅行に行って楽しかった!」など、嬉しいことがあった後はモチベーションが高まり、疲れを感じにくく仕事もいつも以上にはかどるでしょう。

反対に、「嫁と喧嘩した」、「楽しみにしていたサッカー観戦が台風で中止になった」、「お気に入りのハンカチをなくした」などと気分が沈むことがあった次の日は、モチベーションが下がりやる気は起きず、仕事の進み具合は遅くなりがちです。

また、体調面でも風邪を引いたり、頭痛があったりと体調の優れない時には仕事は思うように進まないことが多いはず。

同じ作業をするのにも、する方の人間は感情や体調などによってモチベーションは違う

年々体力は落ちてくるので疲れやすくなる

やっぱり年にはかないません。個人差はありますが、年々力や体力は衰えてくるものです。

「この作業はこれくらいの力でやれば簡単だ!」なんて思っていても、数年後はより力を入れなければできなくなったりします。

今現在は大して疲れない作業であったとしても、数年後は疲労感を感じて翌日にも疲れが残る可能性もあります。

作業は同じでも自分の体は年々衰えてくるので、力をより使うようになったり、疲れを感じやすくなったりする

同じような内容でも厳密にみるとちょっとは違う

たとえ同じような作業だとしても、厳密にみると少しは違っていることが多いのではないのでしょうか?

何かを運ぶ作業だとしたら、毎日運ぶ物の重さが少し違っていたり、大きさや形、個数など何かしら違っているものだと思います。

パソコンで何かを打ち込む作業の場合は、打ち込む文字列や内容自体が全く一緒という方がかえって少ないのではないのでしょうか。

一見すると同じ作業に思うかもしれないが、厳密にみると全く同じというケースはかえって少ない!



仕事はルーティン化した方が効率は良くなるか?

方向

さて、仕事はルーティン化した方としない方のどちらが効率が良くなるか?考察してみます。

仕事をルーティン化した場合

まずは仕事をルーティン化した方からみていきます。

無駄な動きがなくなるため時間が短縮する

仕事をルーティン化するとやることが決まってくるので、明確になります。もっと言うと、やることの順番、作業一つにかかる時間なども分かってきます。

無駄な動きがなくなるので、時間がかなり短縮されます。さらに、一つ一つの作業の速度を上げることによって時間はより短縮されるでしょう。

簡単に効率を上げたいのなら、ルーティン化は欠かせませんね。

ルーティン化すると無駄な動きがなくなるので、時間が短縮できる!

無駄な動きをしないため、肉体的には負担が減る

仕事をルーティン化するとさらに良い点があります。

無駄な動きをしなくなるので、それは時間を短縮するだけに留まらず、運動量も減るため肉体的な負担が減ります。

体力的にも少し余裕が出てくるので、上手くやり繰りすればより多くの作業をこなせることになるかもしれません。

ルーティン化すると肉体的な負担は減るので、少し体力に余裕が出てくる!

やり方を変えずに効率を上げる事には限界があり、だんだん飽きてくる

仕事をルーティン化する利点を挙げてみましたが、反対に欠点もあります。

いくら無駄な動きがなくなるといっても、やり方を変えてるわけではないので、早い段階で限界が見えてきます。

人間は慣れの生き物です。同じやり方を続けているといずれ慣れて、次に飽きてくるでしょう。こうなってくると、モチベーションは下がり、気持ちも落ちてくるので精神的な疲労感は増します。

負のスパイラルに突入ですね…。

ルーティン化すると一定のところまでは効率が上げられるが、それ以降は慣れが出てくるので、効率が上がらないどころかモチベーションを維持するのすら難しくなってくる

ルーティン化せずに、常々新しいやり方を模索しながら仕事をする場合

今度はあえてルーティン化せずに、常々新しいやり方を模索する場合についてみていきます。

考えながら仕事をするので、通常より少し多く時間はかかる

一つの作業に考えながら取り組むので、普通に作業するよりも時間がかかることが多い。

物事の正面、または別の角度から考えてみたりと頭もフル稼働させるので、仕事を一日終える頃には肉体的にも精神的にもクタクタに疲れるかもしれません。

新しいやり方を模索しながら作業をすると、時間は多くかかる上に肉体的や精神的にも負担は増します

思わぬ新しいやり方を発見する場合もある

常に新しいやり方を模索しながら作業するので、頻度は多くないかもしれませんが新しいやり方を閃いたり、発見することがある。

もちろんそれは、今まで行ってきたやり方の延長上の場合もありますが、まれに今までのやり方を根底から覆すような効率が良く生産性の高いやり方を発見する場合もあるでしょう。

まれに現状を覆すような、高効率・高生産性の新しいやり方を発見できる可能性あり

自分に対して満足度が上がるので、充実感が得られる

ルーティン化した場合は慣れてくるためあまり刺激を感じず、モチベーションは下がる一方かもしれません。反対に、この常に新しいやり方を模索するやり方だと、時間はロスする部分も多いが、新しいやり方を発見できる場合も出てくる。

新しいやり方を閃いたり発見できた時などは、全てではありませんが気分は高揚し、自分が考え出せたんだという満足感に浸ることができるので、心は満たされ充実するでしょう。

自分で新しいやり方を発見できた時は、満足感に浸ることができ、心は満たされます

ちなみに、生産性を上げるための仕事術はこちらの記事にまとめてあります。




人間は日々向上しようとする創造的な生き物

成長

仕事をルーティン化した方とルーティン化しないで新しいやり方を模索しながら作業を行うのと、どちらが効率がよいか?結論から述べますと、ここまで読まれた方は歴然だと思いますが、「ルーティン化しないで新しいやり方を模索しながら作業を行う」方になります。

普段の作業が時間がかかったとしても、高効率な新しいやり方を発見した時などは、どんでん返しでその途端に作業効率がガラッと変わるでしょう。

また、ルーティン化の場合はだんだん慣れてモチベーションは下がり、面白くなくなってきます。反対に新しいやり方を模索していると、大変な部分はもちろんありますが、刺激的で楽しくモチベーションは長く上がったまま保つことができます。

これはやっぱり人間の構造上の問題だと思います。ロボットならルーティン化にもってこいなのでしょうが、人間は感情があり、かつフルスペックな頭脳を持ち合わせています。常に向上しようとする生き物なのですね。

一見ルーティン化した方が効率は良さそうだが、人間の構造上、常に向上しようとする生き物なので、新しいやり方を常に模索するやり方の方が合っている。なので、実は逆にルーティン化には向いてない!

まとめ

仕事をルーティン化した方としないで常々新しいやり方を模索する方とどちらが効率が良いか?という観点で考察してみましたが、いかがでしたでしょうか。

新しいやり方を模索する方は大変で面倒に感じるかもしれません。しかし、刺激的で成長はできるし、何といってもやっていて楽しく感じる事ができるので、モチベーションが続くでしょう。

ルーティン化が良いといった考えもありますが、この「常々新しいやり方を模索しながら作業をする」といった方法を試みたことがない人は、一度試してみると新たな世界が開けるかもしれません。