仕事のシフトや日々の予定など、手帳を使っている人はまだ一定数はいると思います。私はそういった日々の予定などは、数年前からスマホのカレンダーアプリで全て完結しています。
これが便利過ぎるんですね~。例えば、髪切りに行きたいので美容室にサイトから予約をしたとします。その時に「カレンダーに追加」という項目があり、そこをクリックするとカレンダーに日時とその他詳細情報が瞬時に反映されます。
わざわざカレンダーに予定を打ち込まなくて済むんですね。もう、今までの逐一予定を打ち込んでいた苦労は何だったのかと・・・。手帳は一切使わなくなった私ですが、メモ帳は相変わらず使っています。
一見矛盾しているように思えるかもしれませんが、使いどころがちょっと違うのです。
今回、STUDIEUXのA7Wリングメモを購入してみて、私なりに体験して感じた使用感やメリット・デメリット等を紹介します。
デジタル機器が普及していますが、それでも仕事にメモ帳は必須!
小学校ではプログラミングの授業が始まることになり、一人一台パソコンを使う方向性になりました。
私が学生の頃はパソコンの授業などなく、パソコンを目にすることすら珍しかったのですが・・・。時代は変わりましたね~。
現代ではペーパーレスが叫ばれて、デジタル機器が急速に普及してきました。私は予定などを書きこんだりする手帳は全く使わなくなったと書きましたが、仕事ではデジタル機器ではなくメモ帳をしっかり使っています。というより、メモ帳はかなり多様しています。
保存するために使うのではなく、あくまで一時的に書き留めておくものなので字は汚くて良いのです。ポケットからパッと出してさっと書ける。この手軽さが重要。
とっさにアイデアが浮かんだ時は、メモ帳をパッと出してささっと書き留める。ゆっくりしていたらアイデアなんて消えてしまいますからね。デジタル機器でもささっと文字は打てると思う人もいるかもしれませんが、メモ帳なら絵だったり、色付けしたり、文字だけでなく形も自由自在です。
私も保存するものに対してはWordを使っています。メモ帳はあくまで一時的に保存するためのもので、使い分けています。
それなので、
たかがメモ帳ですが仕事では必須のアイテム!
デジタル機器とメモ帳の利点の違い
日常の生活でも仕事でも、私はデジタル機器とメモ帳の両方を使い分けていますが、使っていて感じたそれぞれの利点の違いについて簡単に説明します。
デジタル機器の利点は?
- 急いで打ち込んでも、きれいな字で保存できる
- 大量に保存しても、フォルダ分けできるので簡単に目的の文章を見つけ出すことが出来る
- 昨今はクラウドの技術も普及しているので、決まった端末を持ち歩かなくても保存したデータにアクセスできる
- 紙と違って、枚数がなくなったら購入するといった費用や手間がかからない
このようにどちらかというと、デジタル機器の方は長く保存することに優位性があると言えます。それなので、私はカレンダー等の予定は100%コレ!!
紙の手帳なら大体一年分の予定しか書けませんが、デジタル機器なら二年後、三年後とそれ以降でも全然OK。私はiPhoneを使っていますが、例えば書き留めた予定を毎週記入したいときは、「繰り返し」の項目で「毎週」ボタンを押せば一瞬で反映されます
恐るべしデジタル機器。これは手帳にはない特権です。
メモ帳の利点は?
- 急いで書いたりするので、きれいな字で保存はできないが、文字だけでなく絵や図形を書いたり色付けをしたりと自由に書くことができる
- ポケットからサッと取り出して絵や文字を書き留める事ができるので、アイデアを書き留めるのには最高!
- 必要な箇所だけ切り取って、簡単に持ち運びができる
- サイズはスマホと同じくらいだが、重さはメモ帳の方が全然軽い
デジタル機器と違い長期の保存には向いてません。しかし、
パッと思い浮かんだ、まだ形のはっきりしないホヤホヤのアイデアを書き留めておくのには、最高の記録媒体
アイデアは文字だけで書き留められるとは限りませんからね。色を付けたり絵にしたりして書き留めて置くことも必ずあるはず。他の大体の面に関してはデジタル機器の方が優勢ですが、この点に関してはメモ帳に軍配が上がります。
STUDIEUXのA7Wリングメモとはどんなもの?
次に、STUDIEUXのA7Wリングメモはどんなものか、基本情報を紹介します。
大きさ
STUDIEUXのA7Wリングメモの大きさは、縦11cm、横7.6cmのいたって普通のメモ帳と同じ大きさ。特に際立って「ここが凄い!」といった優位点はないです。本当にごく普通のメモ帳。
普通にズボンのポケットにも入るし、横幅が少しスリムな分、胸や内ポケットに入れても取り出しが容易。
もう一つ、
横幅がスリムな分、一般的に手の大きい男性なら持つのに不自由さは全くないと思いますが、逆に一般的に手の小さい女性でも片手で持って書いたりページをめくったりしても使い易い大きさとなっています。
きっとこの辺のところも考慮して作っているのでしょうね~。
枚数
枚数は1冊35ページです。分厚くないのでポケットに入れても、外から形が浮かびにくい。枚数が多くなく軽い分、ポケットに入れても疲れないです。
メモ帳は使っているうちに、用紙に折り込みや折れ線ができたりして空間ができるため厚みが増してくるのですが、用紙の枚数も35枚と少ないので厚みは少し増しますが気にならない程度。
用途が保存するためなら枚数が物足りないですが、あくまで一時的な記録にとどめておくのであれば、多すぎずに少なすぎず丁度良い枚数のように思えます。これ以上枚数が増えるとかさばりますからね。
冊数
通常は4冊入り。ですが、まれに2冊入りになっていることもあります。この違いは私にもよく分からないのですが、製造側のコストの関係?
ちなみに、2冊入りでも4冊入りでも値段は同じ100円です。同じ値段なら買う方としてはもちろん4冊入りがいいですよね。
季節など時期的な関係はなさそうで、最近は4冊入りを目にすることが多いような気がします。私は実際にSTUDIEUXのA7Wリングメモを一冊使い終わるのに、1.2ヶ月はかかります。
値段は100円なので、そこまで気にすることもないのですが、心理的な部分があるのか2冊入りの時は1袋購入して、4冊入りの時は3.4袋購入しています。特に意識はしてません。
単純計算で1冊25円か50円かという倍になりますからね~。私だけでなく同様に考える人は多いのではないかと思います。
売っているお店
STUDIEUXのA7Wリングメモの売っているお店はダイソーです。昨今のダイソーは何でも売っています。
「えっ、これも100円なの?」と思うくらい、コスパが良すぎの掘り出し物に出くわしたりする場合もあります。
メモ帳もこれ以外に数種類置いてありますが。枚数や冊数、仕事で使えるようなシンプルなデザインといくつかの条件を照らし合わせるとこのメモ帳にたどり着きます。
結局私はSTUDIEUXのA7Wリングメモのメモ帳を数年間に渡って愛用し続けています。これから先もずっとお世話になりそうな予感。
どんな人に必要?
どんな人に必要か?という話になりますが、私みたく仕事で短期的に何かを書き留めておきたいという人には最適。
すごく外観がお洒落なわけでもないので、プライベートには不向きでしょう。プライベートでは、もっとお洒落なデザインや時間があるのでデジタル機器に絵などを描いて保存する選択もあります。
あと必要な人となると、とっさに浮かんだアイデアを忘れる前に書き留めたいので、仕事でもプライベートでも何か書けるものをずっと持ち歩きたいという人には必要になってくるでしょう。
大体がデジタル機器で補えるので、需要はそれほど多くないはず。
・仕事のちょっとしたことを短期的に書き留めておきたい人
・とっさに浮かんだアイデアを忘れないうちに書き留めたいので、仕事でもプライベートでもいつでも書ける紙を持ち歩きたい人
STUDIEUXのA7Wリングメモの使用感はどんな感じ?
STUDIEUXのA7Wリングメモを私が実際に使ってみて感じた使用感をメリットとデメリットに分けて解説します。
メリットは?
先にメリットの方から書いていきます。
リングが付いているので、ページをめくるとかさばらずにしっかり書ける
今ではメモ帳はリング付きが一般的になってきましたが、昔はリングなしのメモ帳も良く目にしたものです。リングなしのメモ帳だと、紙上部がのり付けされているので何回もめくったり閉じたりしているうちにページが取れてしまう事が結構ありました。
他にも、ページをめくって書いているとページの半分くらいまでくると紙上部の可動の遊びがないため膨らみ、その膨らみの影響でテーブルや机にちゃんと設置しないため書きにくかったです。
リング付きのメモ帳だと、ページをめくっていくうちに紙上部が取れてきたり、膨らみが出てきてかさばって書きにくかったりといった現象は皆無!!
メモ帳も進化するのですね~。使っていて知らず知らずのうちに昔感じたストレスは感じなくなった気がします。リングなしのメモ帳に慣れていた人は、最初はリングの大きさが少し気になるかもしれません。
それも慣れ。私もポケットにしまう時など最初は少し気になりましたが、使い勝手の良さを知ってしまうとリングの大きさはこれっぽっちも気にならなくなります。
4冊入りで100円という高コスパ!
普通、ホームセンターや薬局などでメモ帳を見かけると1冊100円くらいで売っています。大体がこの辺が相場なのでしょう。
しかし、
ダイソーに売っているSTUDIEUXのA7Wリングメモは4冊入り(たまに2冊)で100円という高コスパ!
このコスパの良さにはかないませんね~。メモ帳なので多少質の優劣はありますが、ほんとに多少。紙自体はほぼほぼ同じなので、表紙の材質やデザイン、リングの具合に少し差が出るといったところでしょうか。
それでもこの差は意識をしなければ気にならない程度のものなので、差別化にはならないでしょう。となると、値段と量の問題になってくるので、STUDIEUXのA7Wリングメモの優位性は明らか。
私みたくメモ帳を多用する人には忘れることが出来ない存在になるはず、きっと。ちなみに、ダイソーでは仕事で実際に使えるような文房具類が、結構あります。もちろんコスパは良し!中には質が劣っているハズレものもありますが、比較的ハズレは少ないです。
私も仕事で使う文房具類は半分~2/3くらいはダイソーの商品が占めてますかね。
表表紙と裏表紙がプラスチック素材なので、防水になる上に下敷きにもなる
これも昔は表表紙と裏表紙は紙素材のものが多かったのですが、最近はプラスチック素材が主流。
紙素材だったころは、濡れてしまうとすぐにクタクタになってしまいます。また、書き始めの数ページは下敷き代わりにしようと思っても、紙なので凹んでしまい書きづらい・・・。
反対に、
プラスチックの素材だと、少しくらい濡れた手で触れても水をはじく為、防水の効果もあります。書き始めの数ページは下敷き代わりになるためとても書きやすいです。
私個人的にはもう紙表紙のメモ帳は買わない気がします。使い勝手の点からみても。しかし、最近では盛んに「ESG」が叫ばれています。飲食店のストローもプラスチックから紙素材に変わるまで変化しています。
なので、メモ帳もこの先は多少使いづらくとも紙表紙の商品が増えてくるかもしれません。
デメリットは?
反対にデメリットはどうでしょう。
使っているうちにわりとWリングが変形しやすい
見た目はきれいな形をしたWリングになっていますが、使っているうちにわりと変形しやすいです。
Wリングの上に重い物を乗せたり、不意に手をついたりして思わぬ負荷がかかった場合などにWリングが変形する場合があります。
そこまでヤワではないので、頻繁に変形するわけではないのですが、一度変形してしまうと元の形には戻しにくいです。リングが変形すると、ページをめくる時に滑らかではなくなるので、使い心地はかなり悪くなります。
使ってないページが残り少ないと我慢できるかもしれませんが、まだ使い始めで使ってないページが沢山ある場合はゲンナリして使うのをやめてしまうかも。
注意して使っていればそこまで変形するわけではないので、使い時はリングを意識しておいた方が良いでしょう。
メモ用紙を切り取った時に、リング内に切れ端が残る
これはリングメモの宿命と言えるかも。メモ用紙を切り取った時に、どうしてもリング内に切れ端が残りやすいです。しかも、残った切れ端は取りにくい!
リングなしのメモ帳では用紙はきれいに切り取りやすいけど、使っているうちに意図せずに切れてしまう事あり。リングありのメモ帳は、そのような意図せずに切れることはほとんどないので、リング内に切れ端が残ることくらい多めに見ないとならないかも。
用紙を切り取ること自体、そんなに多くはないと思うのであまり神経質にならなくて良い部分だとは思いますが・・・。
STUDIEUXのA7Wリングメモの総体的な評価は?
総体的な評価は、メモ帳としては申し分ないくらい良いでしょう。
大きさなどのサイズ等はもちろん、コスパに優れ、表紙に防水性ありとなると、デメリット以上にメリットに目が行くので、使い勝手が良いことこの上ないです。
私は数年間、STUDIEUXのA7Wリングメモを使っていますが、今のところこのメモ帳を超える商品に出会ったことはないです。
まとめ
今回は、STUDIEUXのA7Wリングメモについて私が体験して感じたメリット、デメリットをあるがままに書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。
昨今ではデジタル機器に代用されることが多くなってきていますが、仕事中などまだまだメモ帳の需要はあると思います。
使いどころを考えて、メモ帳を上手く生活に活かして、生活のクオリティーを上げましょう!