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物を捨てられない人の原因は!?その具体的な対処法を紹介!

掃除機
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あなたの周りに、

  • 「片付けをしたよ!」と言っても全然片付いてない人
  • 日頃からこまめに掃除をしているのに物がどんどん溜まっていく人
  • テーブルや床がいつも散らかっている人

など、本人にとっては物を捨てたり一生懸命片付けをしているのに全然片付いてない人っていませんか?

多かれ少なかれ、最低でも自分の周りに数人はいるのではないでしょうか。私の周りにも必ず何人かはいます。

今回は、そんな物を捨てられない人の原因は何か?またその具体的な対処法を紹介します。

物を捨てられない人の心理が分からない

ゴミ箱

この記事を読んでいる人の多くは、「どうしてあの人は物を捨てられないのだろう?」と疑問に思っている人が大半だと思います。

そう感じるということは、あなたはメチャクチャ部屋がきれいとまでいかなくても、適度に片付けをして物は捨てているのでそれなりにきれいになっていることでしょう。

あなたが片付けをして物を捨てられる人だからこそ、捨てられない人が目につくのです。

私も掃除や片付けは嫌いな方ではないので、部屋はすごくきれいとまでは言えませんがそれなりに片付いている方だと思っています。そして、私も物を捨てられる方なので、捨てられない人を見ると目につきます(笑)

自分を基準に考えると、物を簡単に捨てられるので捨てられない人の気持ちや心理が分からないのです。



物を捨てられない人の原因

なぜ物を捨てられないのか?その原因について解説します。

「○○なのでまだ使える」

物を捨てられない人の思考として、物を見たときに「○○なのでまだ使える!」と思う傾向があります。

物を見たときに、

  • きれいであまり使ってないのでまだ使える!
  • 普通に動くからまだ使える
  • しっかり画面が映るのでまだ使える

と感じる傾向がある人は要注意。物を捨てにくくなっているか、すでに物を捨てられない人になっている可能性があります。

「○○なのでまだ使える」と感じることは、物を捨てられない人の原因ではありますが物を捨てられない原因にはなりません。

たとえば、まだ使えたとしても新しく持っている物の方が多機能だったり、今の自分の環境に適しているかもしれません。その場合は古い物は捨てても良いのではないでしょうか?

「○○なのでまだ使える」と感じる傾向がある

「後で何かに使えそう」

また、「後で何かに使えそう」と感じる傾向がある人も要注意

さっきの「○○なのでまだ使える」は、基本的にその物自身で何かに使えたり動作する物を指します。が、今度の「後で何かに使えそう」の場合は箱など何が入っていた入れ物やケース、板などそれ自身で明確な役割を持たない場合が多いです。

明確な役割が分からなく、きれいで作りがしっかりしているので「きっと後で何かの役に立つ!」と思ってしまうのです。

しかし、「後で・・・、後で・・・」なんて言っているうちに結局は使わずじまいで終わってしまうことが大半。使う場合は「○○を入れるのに使おう!」などと、その場で決められるはず。

「後で・・」と考える時点で80%くらいは使わずに終わってしまうと考えた方が良いでしょう。

「後で何かに使えそう」と感じる傾向がある人も、物を捨てられない人の原因

棚に入れたことすら忘れている

他に、「棚にしまったことすら忘れている」場合もあります。

「まだ使える」、「後で何かに使える」なんて思って大切に引き出しや棚に入れてしまうと、入れたが最後、その後日の目を見る可能性はぐっと減ります。

なぜ?

人間は忘れる生きもの。

たとえ、「自分は記憶力には自信があるから、絶対に引き出しに入れたことは忘れない!」と思っていても、数年後、その引き出しを開けて「そういえば、こんな物もあったな~」なんて思う人がほとんどでしょう。

例えば、

 

「引き出しに入れた」という記憶はあるものの、普段の生活では意識しないので徐々に頭の片隅に追いやられる

    ↓

ちょっとしたきっかけくらいでは、段々思い出せなくなる

    ↓

数年後、引き出しを開けた時に「こんな物もあったんだー」と発見!

 

みたいな。

忘れないようにするためには、引き出しに入れずに目につくところに置いて置いたり、何かに入れる時は透明な袋、もしくはクリアケースが良いです。

視界に入ると意識できるので。

棚などに入れてしまうと、目につく頻度が極端に少なくなるため忘れてしまい、結果、捨てられずに物がたまる羽目に。

棚に入れたことすら忘れているのも原因の一つ!

掃除や片付けの習慣がない

掃除や片付けの習慣がない人も物を捨てられない人の原因

 

掃除や片付けの習慣がない

物がどんどん増えていく

結果、物を全て把握できない=物が多いため捨てられるものと捨てられない物が分からなくなる

 

といった感じ。

基本的に物は増える一方なので、捨てる習慣がないかぎりどんどん増えていきます。反対に普段から物を捨てる習慣がある人は、溜まってきてもその分ほかの物を捨てることができます。

また、一時的に片付けや掃除ができても、その後やめてしまったら再び物が溜まっていく一方なので、一時的でなく習慣的に片付けや掃除をすることが必要。

掃除や片付けの習慣がない人も物を捨てられない人の原因



物を捨てられない人の対処法

さて、そんな物を捨てられない人の対処法はどうしたらよいか?

最終的には本人に物を捨てるといった意識が芽生えないとどうしようもありませんが、捨てるためのコツはあります。

捨てる基準を決める

対処法の一つ目は「捨てる基準を決める」です。

物を捨てるか捨てないか迷ってしまう場合は結構あると思います。

そのような場合はどうしたらよいか?

 

それは、あらかじめ捨てる基準を作ってしまえば良いのです。

 

例えば・・・、

 

2年間使う機会のなかった物は捨てる!

 

など。年数は自分の都合のよいものを設定すればOK。人間は感情の生きものなので、変に思い入れがあったり、まだ使えそうできれいだったりすると捨てるのは惜しい!なんて思いがちですよね。

しかし、判断基準をあらかじめ決めてしまえば大丈夫。

たとえ迷ったとしても、自分で決めた判断基準に照らし合わせて捨てるか捨てないか選択すれば問題なし。人間の一番やっかいな部分は感情です。感情が判断を鈍らすのです。

なので、感情に左右されず判断基準に任せればgood!

対処法その1:あらかじめ捨てる基準を決めてしまう

普段から掃除や片付けの習慣をつける

次に「普段から掃除や片付けの習慣をつける」ことも対処法の一つ。

普段から掃除や片付けをして、部屋をきれいにすることはもちろん大切。しかし、もっと重要なのは普段から掃除や片付けをすることによって、物を捨てる・捨てないの判断力を養うことです。

「え~、物を捨てるのに判断力なんか必要なの?」なんて声が聞えてきそうですが、必要なのです。

それは、

捨てるという行為

  • これは本当に捨てて良いのか?
  • 後で使うことはないか?
  • 捨てて後悔はしないか?
  • ゴミの分類は何?

捨てないという行為

  • 数週間後に○○のイベントがあるからその時に使う
  • 子供が学校に行くようになったら使う機会がでる
  • ××が壊れた時に使える

といったように、物を捨てるか捨てないかといった行為自体にも、無意識か意識してかは分かりませんが、頭の中で取捨選択しています。

なので、片付けは大いに頭と体を使うので疲れるのです。それと同時に時間がかかる。

あなたは片付けをしていて、「大して片付いてないのに大分時間が過ぎたな~」なんて感じたことはありませんか?

それは頭を大いに使って判断しているからなのです。

物を捨てるか捨てないかの判断力がもともとある人は、決断が早くできるので早く片付けることができるでしょう。

そして、その判断力を養うためにはどうしたらよいか?

これはもう経験を積むしかありませんよね!日頃から掃除や片づけを習慣にして、物を捨てるか捨てないかの判断を常々していくしかありません。

積み重ねです。でも、積み重ねていけば判断力が付いてくるので、物を捨てるか捨てないかの判断はしやすくなり、また早くなるでしょう。

結果として、掃除や片付けを習慣にすることは重要なのです。

対処法その2:物を捨てるか捨てないかの判断力を養うためにも、掃除や片付けの習慣をつけることは重要

収納を増やさない

捨てる基準を決めたり掃除の習慣をつけることはもちろん大切ですが、一番大切なのはこの「収納を増やさない」でしょう。

収納する場所があるから、まだ入ると思って棚や引き出しにしまってしまうのです。

そして、そのうち最初に入れたものは忘れる・・・。

しかし、逆に収納する場所が少ない場合はどうでしょう?

その場合は、上手く収納しようとするかとっとと諦めて引き出しの中に入っている物を捨てるか、入れようとしている物を捨てるか判断するのではないでしょうか?

収納のスペースが多い場合は考えずに入るだけ入れてしまえるので、物は増える傾向があります。しかし、収納のスペースが少ない場合は早い段階で捨てるかしまうか選択するので、結果として物は増えにくくなります。

対処法その3:あえて収納場所を増やさないことにより、物は増えにくくなる



物を捨てられないのは性格ではないので、意識を変えれば誰でも捨てられるようになる!

物を捨てられない人の本人に上記のことを促すか、もし家族内であれば収納できる場所を増やさない、もしくは減らすといったように環境自体を変えてしまえば自ずと改善しやすい傾向になるはず。

物が増えにくくなる上に、捨てるといった判断力も養えるでしょう。

結局のところ、物が捨てられないというのはその人の性格が原因ではないので、周辺の環境を半強制的に整えたり、意識を変えてあげれば大方改善していきます。

自分の周りに物が捨てられない人がいて何とかしたい!と思っている人は、上記のことを促してみましょう。

本人の意識が変わってくれば自ずと改善してくるはず。

 

ちなみに、排水管クリーニングについてはこちらの記事にまとめてあります。

排水管クリーニング
排水管をクリーニングしたら嫌な臭いが全くなくなった!業者選びから作業完了までの流れをまとめてみたみなさん、自宅の排水管の掃除ってどうしていますか? 自分でパイプクリーナーを使って掃除していますか? それとも、専門の業者さ...

 

まとめ

物が捨てられない人の原因は何か?またその対処法について書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?

先ほども書きましたが、物が捨てられないというのは性格が原因ではないので、周辺の環境や意識を変えてあげればいくらでも改善していきます。

私も小さい頃は片付けが下手で、物で部屋が溢れていましたが最近では片付けの習慣がついているので、超きれい!ってわけでもないけど部屋は適度に片付いている方だと思っています。

そして、片付ける時の「いるorいらない」の選択する判断の早さ、確実にこれは昔はなかったです。片づけを習慣にしているうちに養われたものだと感じています。

あなたの周りに物が捨てられない人がいて気になる!という人がいれば、ぜひ参考にしてみてくださいね!その人もきっと変わっていくでしょう。