子供と過ごしていて避けられないことの一つとして、髪切りがありますよね。
「たかが髪切りでしょ。そんなの理髪店か美容室で切ってもらえばいいじゃん」と、思う人も多いかもしれません。
子供が大きくなってくればそれでいいでしょう。
しかし、問題は子供が小さいうち・・・。
理髪店で切ってもらおうとしても、
- イスにじっと座ってない
- ハサミは嫌がる
なので、連れていく親としても気が引けてしまいます。
それで段々理髪店に連れていくのが億劫になり・・・。
そんないきさつもあり、自宅で息子の髪を切るようになったのですが、思いのほか上手く髪を切れるので現在も続いています。
もちろん、子供の髪なんて切ったことがなかったのでど素人です(笑)
今回は、子供の髪のカットについて悩んでいるパパさんママさんに向けて、子供(男の子)の髪の切り方は意外に簡単!?素人パパママでもカットできる方法について私の経験を踏まえて解説していきます。
子供の髪の切り方は意外に簡単!(男の子)
息子の髪を切り始めてからかれこれ1~2年が経ちます。
別に、息子の髪を切りたくて切りたくて仕方がない!なんて気持ちは、これっぽっちもありませんでした。
それまでは一般の人と同様に、理髪店に連れていきカットしてもらっていました。
当時、息子がまだ2歳くらいだったでしょうか。
2歳のカットなので、別にシャンプーするわけでなく、ひげを剃るわけでもないので時間なんて10~20分くらいで終わっていたと思います。
しかし、その時間が異様に苦痛(; ・`д・´)
上記で少し触れましたが、子供は椅子でじっと座ってくれません。
ハサミは嫌がるので、子供の体を抑えてなければならず、気も使うし体も疲れる・・・。
何とかならないものか、と思ってひらめいたのが「そうだ、自分で切ってしまおう!」という考え。
それまで子供の髪の毛は1ミリも切ったことがないので、全くの素人なのですが。
でも、切ってみたら思った以上に上手く切れました。
切り方なんて誰かに教わったわけでもないので、自分が美容師さんにカットしてもらっている時のやり方を何となくマネてみた感じです。
実際に髪を切ってみると、思っている以上に上手くカットできると思います。
私はまだ息子の髪しか切ったことがないので、女の子の場合は簡単かどうかは分かりませんが(;’∀’)
素人の私でも髪を切れるので、他のパパさんやママさん、たぶん誰でも切れるのだと思います。
自分の髪が伸びた場合、部分的にセルフカットする時ってありますよね!?
大抵の人があるかと思いますが、そんなセルフカットをするよりも子供の髪を切る場合は頭全体を見渡せるのでバランスを取りやすく、切りやすいです。
ちなみに、子供の髪の洗い方のコツについてはこちらの記事にまとめてあります。
髪をカットするのに時間はどれくらいかかるの?また頻度は?
時間
子供の髪をカットするのに要する時間ですが、さすがにプロの理容師さんや美容師さんみたく手早くはできません。
なにせ素人なわけですから。
それでも、子供の髪なので頭は小さく、髪の量も大人みたく多いわけではないので、20~30分くらいみておけば十分でしょう。
私も大体そのくらいで終わります。
というより、そのくらいで終わらせないと、子供がゴネてくる・・・。
カットに要する時間は20~30分くらいみておけば十分
頻度
髪を切る頻度は、なるべくならこまめに切りたくないですよね。
時間はかかるし、疲れるし(笑)
なので、私なんかは髪を切るときはそれなりに量も長さも切ってしまうのですが・・・。
その方が少し長く持ちますよね。
それで髪を切る頻度は頑張って持たせて2ヶ月くらい。
2ヶ月に1回の頻度なら、まあ何とか頑張ろう!って気にもなりますよね。
髪を切る頻度はだいたい2ヶ月に1回くらいは持たせられる
子供の髪を切るために何を準備したらいいの?
子供の髪を切るためには何を準備したら良いのでしょう。
子供用クロス
まずは子供用のクロスが必要です。
これは必需品。
カットした髪の毛を床に落とさずに集めてくれるので、終わった後の掃除が楽です。
あと、子供は髪の毛が自分の体につくとかゆくなったり嫌がるので、必ず使った方が良いです。
調べたらアマゾンでも1000円くらいで購入できるみたいですが、私はダイソーで購入したものを使っています。
100円ショップのでも十分使えます。
質の良い方が良ければアマゾンでの購入を検討してみてくだい。
くし
くしも必要ですが、普段、日常生活で使っているもので全然OK。
こんな形のくしでないとダメ!なんてことはありません。
普通のくしで大丈夫です。
もし、普段からくしを使わなく持ってないのであれば、100円ショップに売っているもので問題ないです。
ちなみに、私はくしも100円ショップで購入したものを使っています。
はさみ・すきバサミ
はさみやすきバサミはセルフカット専用のものが良いです。
私は学生時代からギャッツビーのはさみとすきバサミを使っていますが、全然これで問題なく切れます。
10年以上も使い続けているので、費用対効果は抜群でしょう(笑)
レジャーシート
レジャーシートもあったら良い
です。
子供用のクロスでも、カットした髪の毛を十分に集められるのですが、それでもやっぱり床には落ちます。
なので、これもあれば床に敷いた方が良いでしょう。
100円ショップに売っているものでOKです。
でも、必須ではないのでなくてもOK。
私は敷くのが面倒なので使っていません。
掃除機
あとこれ、掃除機も必須。
私は最初の頃は床に落ちた髪の毛は、小さいホウキとちりとりで取っていましたが、やっぱり大変(汗)
だけど、掃除機で吸えば一瞬できれいになります。
まあ、掃除機がない家庭はほとんどないと思いますから、ここは問題ないでしょう。
タブレットもしくはスマホ
最後にタブレットもしくはスマホも必須。
小さい子は、いかんせんじっとしてられません。
何もないと退屈になり、ぐずり出します(・・;)
なので、タブレットやスマホで動画を見せて、気を紛らわせないとなりません。
ハサミを使うので、動画を集中して見てじっとしてもらった方が、あぶなくないですからね。
素人パパママでも簡単にできる子供の髪の切り方を解説!
素人パパママでも簡単にできる子供の髪の切り方を、普段私が息子の髪を切っている経験を踏まえて解説していきます。
美容室や理容室ではカットの際に、髪の毛に霧吹きをかけて湿らしますが、湿らしてしまうと全体のバランスや髪の長さが分かりにくくなってしまうので、基本的に霧吹きはかけません。
理容師さんなどプロになってくると、霧吹きをかけて湿らした方がやりやすいのでしょうね、きっと。
基本は縦切り
普段、美容師さんや理容師さんがカットする時によくするやり方ですが、髪の毛に対してハサミを縦に入れて切る縦切りが基本です。
基本と言うよりこの切り方で全て行いますが・・・。
- くしで髪の毛を45~60°くらいに持ち上げて、くしからはみ出た髪の毛を適当に縦切りしていきます
- くしで髪の毛を持ち上げる場所は、前後左右ずらしてバランスを見ながらカット
- 慣れてないうちは長さを一気に切らずに、少しずつ切ってバランスを見ながら調節
こうすることで、髪の長さが不ぞろいになるので自然なナチュラルな仕上がりになります。
美容室でカットしてもらったような感じに見えます。
一つ注意点があります。
ここでハサミを髪の毛に対して垂直に入れてしまう横切りだと、髪の長さが揃ってぱっつんになって明らかに見た目がおかしくなってしまうので注意が必要!
すきバサミは横切り
反対に、すきバサミは髪の毛に対して垂直に切る横切りで大丈夫です。
横切りにしてもすくだけなので、髪の長さは不ぞろいで自然な感じのままです。
また、すきバサミは無理して使う必要はないです。
パッと見た感じや触った感じで、「明らかにこの部分は量が多いな・・・」なんて思う部分に何回かに分けてすきバサミでカットすればOK。
明らかに量が多いな・・・といった感じがなければ、すきバサミはなしで大丈夫です。
カットバサミのみで髪を切るだけでも、十分きれいな仕上がりになるので。
- すきバサミは横切りにする
- 明らかにボリュームが気になる部分がなければ使わなくてもOK!
最初はサイドから
サイド、後ろ髪・襟足、トップ、前髪とブロック分け
をしてカットしていった方が切りやすいです。
最初はサイドからカットしていきます。
「耳周辺→もみあげ→耳より上→耳より後ろ」の順に、上記のようにくしで髪を持ち上げて、縦切りしていきます。
ザクザク切ってしまっても失敗しにくく、ごまかせる部分でもあるので、結構思いっきり切ってしまってOK( ̄▽ ̄)
後ろ髪、襟足
後ろ髪や襟足もザクザクカットして大丈夫
です。
あまり目立たない部分でもあるので、少しくらい失敗しても気になりません。
こちらも縦切りで、少しずつずらしながら思い切ってカットしてしまいましょう。
むしろ、長さをしっかり切っておかないとまたすぐに伸びて切る羽目になってしまうので、遠慮なくガッツリとカットしてしまった方が良いです。
トップ
次にトップです。
子供さんによって、トップの髪の長さや量はけっこう個人差が出てくると思います。
私の息子もそうですが、小さな子供さんのトップの部分はそこまで量も多くなく、長さもそこまで長くないことが多いです。
なので、トップは数回縦切りをするだけで十分だったりします。
私も息子のカット時には、トップの部分は数回縦切りをするだけで終わりにしています。
前髪
最後に前髪です。
失敗したら一番目立つ部分ですよね。
でも、くしで髪を持ち上げて縦切りをしていけば、やっぱり自然な仕上がりになるので失敗はしにくいです。
といっても、前髪は切り過ぎてしまうと目立つので、慣れるまでは長さは少しずつ慎重に切って、こまめに確認すると良いでしょう。
少しくらい大雑把に切っても思いのほか失敗しない!!
最初は「ちゃんと上手く髪を切れるかな・・・」「失敗したらどうしよう・・・」と、不安な気持ちにさいなまれるかもしれません。
最初は私もそうでした(汗)
しかし、何度も書きましたが、実際に髪を切ってみると思いのほか上手く切れるものです。
チャレンジあるのみ。
そして、髪を切る回数をこなす度に上手くなっていきます。
少しくらい大雑把に切っても思いのほか失敗しない上に、髪を切る回数をこなす度に上手くなる!
髪を切ることに少し自信がついてきたら、今度は自分の髪をセルフカットしてみてはいかがでしょう?セルフカットに関する記事はこちらです。
赤ちゃんを効果的に泣き止ませる方法についてはこちらの記事。
まとめ
今回は、素人パパママでも簡単にできる子供(男の子)の髪の切り方について、筆者の経験を踏まえて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
思っている以上に簡単だし、カット代の費用も浮くので、小さい子供さんのカットで悩んでいる人はぜひ参考にしてみてくださいね!