髪が伸びるのはもはや宿命
ですよね。
美容室に行ってカットしてもらい気に入った髪型に仕上がった時なんかは、「髪の毛よ、このまま伸びずに止まれ!」・・・。
なんて思ったことはありませんか?
私は結構ありました(笑)
なかなか気に入った仕上がりになった時は、「やったー!( ̄▽ ̄)」なんて心の中でガッツポーズをしたり。
しかし、そんなこともつかの間、数日後には髪が伸び始めて思うようにセットが決まらなくなったりします(汗)
そして、ちょこちょこ自分でカットしたりするはめに・・・。
仕方ないですよね。生きている間は髪の毛の成長は止められませんから。
だけど、美容室に行くのも少し面倒に感じてきた私は、セルフカットをしてみることにしました。
そして、現在に至るのですが、セルフカットもやってみると思ったより意外に簡単。
そんな経緯もあり、今回は、セルフカットのメンズで失敗しない方法について、筆者の体験を交えて解説していきます。
定期的に美容室や理髪店に行くのがめんどくさい!
私はどちらかというと、めんどくさがりな方です。
定期的に美容室でカットしてもらっていたのですが、だんだん面倒に感じてきてしまいました(・・;)
具体的にはどんなところが面倒?
予約して美容室や理髪店に行って帰ってくるのは手間!
まず一つ目は、予約をして美容室や理髪店に行って帰ってくるのが手間なんです。
美容室なんかは特に予約をすることは当たり前なのですが、私自身の都合のよい日時を予約しようとすると、どうしても一週間くらい前から予約をしなければなりません。
予約をしたら、その日のその時間や前後の時間は他の予定を入れられず、予定を入れたい時は時間や日にちをずらさなければなりません。
私はこれがどうも時間を拘束されているようで苦手。
たまになら良いのですが、定期的となるとちょっと苦痛・・・。
また、行って帰って来るのが手間なんです。
もう完全にめんどくさがりの極みですね(笑)
でも、そういう気持ちが出てくるのは自分で言うのもなんですが、おかしくはないと思っています。今の世の中の流れがそうですよね。
たとえば、
- 買い物→ネット通販
- 仕事→テレワーク
- レンタルDVDなど→自宅で動画
こんな感じで自宅でできることが多くなってきているので、美容室や理髪店に行くのがおっくうに感じるのも無理ないかも。
約1時間も美容師さんと会話、もしくは対面しているのがちょっと面倒!?
美容室に行くと、カットのみでも何だかんだで1時間くらいはかかりますよね。
それで、その間は美容師さんと会話、もしくは話さなくても対面しなくてはなりません。
話しが合う美容師さんならまだ良いかもしれませんが、必ずそうとは限りませんよね。
なので、その場合は雑誌を読んだりスマホを見ていたり・・・。
特に私の場合は普段からメガネなので、毎回「外してください」と言われます。
「外したら近くの文字も見えないよー」と心の中でつぶやくのですが・・・。なので、美容室に通っていた時は毎回コンタクトレンズに変えていました。
メガネの人はひと手間増えるんですよね。
どちらにしろ、約1時間対面していると気は多少使います。
なので、約1時間美容師さんと会話、もしくは対面しているのがちょっと面倒に感じてしまいます。
月1、もしくは2ヶ月に1回の頻度が生涯続く!?
髪の毛は生きている間は伸び続けるので、生涯に渡って切っていかなければなりませんよね。
私は、そんなにケチではないのですが、ちょっと計算をしてみました。
たとえば、30~70歳までの40年間、2ヶ月に1回の頻度で美容室で切ってもらったとします。ちなみに1回のカット代を4000円と仮定して。
4000(円)×6(回)×40(年間)=960,000円
・・・(;゚Д゚)
ちょっとした中古車が買えそうな金額です。
それは置いといたとして、たとえ2ヶ月に1回の頻度でカットしてもらった場合でも、生涯に渡って続くとなると、やっぱり面倒。
思い切ってセルフカットをやってみた
そんな美容室に通うことが面倒なこともあり、私は思い切ってセルフカットをやってみました。
セルフカットは意外に簡単
セルフカットをやってみた!と言っても、そんなに大げさなことではありません。
最初からちょっとでも失敗したり、「途中で無理だ!」なんて思ったらすぐに止めて美容室できれいに切り直してもらおうと考えていたので。
と、まあ失敗した時の保険(?)、あてがあるので、最初から結構思いきり切ることができました。
それで、セルフカットをやってみた感想ですが、美容室でカットしてもらう時は美容師さんを見ていて「これはプロだからできるんだろうな~」なんて思っていましたが、実際にやってみると思いのほか上手くできた( ̄▽ ̄)
私は器用な方ではないので、むしろ不器用!?なので、たぶん大体の人はできるはず。
セルフカットは思いのほか意外に簡単!
時間は片付け含めて1時間くらいで十分
セルフカットの所要時間ですが、標準的な長さの人で片付けも含めたとしたら、長く見積もっても1時間くらいあれば十分でしょう。
手慣れてくれば、30~40分ほどで終わらせることもできます。
私も大体30~40分くらい。
また、全体的にカットするのではなく、一部分だけカットしたい場合などはほんと短時間で終わります。
所要時間は片付けを含めて長く見積もったとしても、1時間くらいあれば十分
セルフカットのメンズで失敗しない方法は?
次に、セルフカットのメンズで失敗しない方法を解説します。
いきなり全部カットしようとしても無理(なことが多い)
当たり前ですが、慣れないのにいきなり全部カットしようとしても無理です。
なので、最初は失敗を最小限に抑えるためにも部分部分に絞った方が◎
たとえば、
- もみあげだけ
- 前髪のみ
- サイドとトップのみ
- 後ろと襟足だけ
といったように、美容室に通い続けている間に、部分的なカットを行い練習しておくのがベスト。
最初は部分的に行い、大体どこの部分でも失敗しないでカットできるようになってきたら、全体的にカットをしてみる。といった流れが理想的です。
失敗したら悲しいですからね。へこみます。なので、失敗を最小限に抑える努力が必要。
いきなり全部カットしようとせず、最初は部分部分からカットし始める!
美容師さんのカットの仕方をよく見る
セルフカットをする際のはさみの入れ方など、「どうやって切ったらいいの?」ですよね。
これは、美容師さんのカットの仕方をよく見た方が早いです。
って言っても、私もそうですが大体の人が素人でしょうから大雑把でOK。
カットの仕方を逐一覚えて全て実行することは無理なので、大体のカットの仕方を把握すれば大丈夫です。
結構何とかなります。
私が行っているやり方は前髪・トップやサイド・後ろともに同じで、
- くしで髪の毛を持ち上げて、くしからはみ出た毛をはさみを縦(髪の毛と水平)に入れて数か所切る
- 少し場所をずらして、同様に切る
- この①、②をトップ、サイド、後ろ、前髪とそれぞれのブロックに分けて切ります
と、こんな感じです。
「えっ、それだけ?すきバサミは使わないの?」と思うかもしれません。
が、これだけでも結構きれいにカットできます。
すきバサミはあまり使わなくても問題ないです。仕上がった時に少し量が気になるところだけ使う感じ。
このカットのやり方は、美容師さんにカットしてもらっている時に教えてもらったやり方ですが、ほんとにこのカットの仕方だけでも見た目がきれいに切れます。
このやり方だと、髪の毛の長さがバラバラになるので(ぱっつんにならない!)自然に見えます。
セルフカットし終わってから、周りの人に大体「上手くカットできてるね!」って褒められることが多いです。
調子に乗って息子も同じような感じでカットしているのですが、「上手いね~」とやっぱり言われる( ̄▽ ̄)
美容師さんのカットの仕方をよく見る、または聞く
ちなみに、美容室や理髪店に行って髪を切るときなんて頼んだらよいか?については、こちらの記事にまとめてあります。
最初のうちは理想の仕上がりより全体的に少し長めにしておくのがベスト
また、最初のうちは自分が理想としている仕上がりのイメージより、少し長めに残しておくこと。
終ってから鏡で全体を見て、「失敗した・・・」と思っても、長い分には少し切り直して微調整ができるからです。
切ったらもう戻すことはできないので、用心するに越したことはない( `ー´)ノ
失敗を回避するためにも、最初のうちは理想の仕上がりより全体的に少し長めに残す!
回数をこなしているうちに上手くなります
何でもそうだと思いますが、回数をこなして慣れてくればだんだん切り方のコツが分かってくるので、上手くなっていきます。
たとえ不器用であろうと・・・。
回数をこなしていくうちに、
- サイドのボリュームはこのくらいがいい
- トップの長さはこのくらい短い方がよい
- 襟足はこのくらい長さを残さないとバランスが悪い
などといったように。
理想の仕上がりにするために部分部分でどのくらい切った方がよいか?、またはどのくらい長さを残した方がよいか?といった細かい部分が段々分かるようになってきます。
私も最初のうちは、セルフカットをやめてやっぱり美容師さんにカットしてもらいに行こうかな・・・。
なんて思ったこともありますが、回数を重ねていくうちにその選択肢はなくなりました。
あまりに自由自在にカットできるものだから、途中からやっぱり美容室で切ってもらうより自分でカットした方が理想の仕上がりに近い!と、強く感じるようになりました(;・∀・)
そりゃそうですよね。自分の理想の仕上がりのイメージを持ってるのは、美容師さんでなくあくまで自分なのだから。
最初は下手なのは当たり前。回数をこなしているうちに段々に上手くなっていきます!
道具をそろえる
後は道具をそろえなければなりませんよね。
道具といってもプロ仕様なものは必要なし。
一般的に売られているもので全然OK。
はさみ・すきバサミ
はさみやすきバサミは一般的に売られているセルフカット用のもので大丈夫。
私は学生時代にこのギャッツビーのセルフカットセットを購入したのですが、10年以上経過している今でも普通に使えています。
切れ味もよく、長持ちするので価格からしたら十分でしょう。
くし
一応リンクは貼りましたが、くしに関してはダイソーなどの100円ショップに売られているもので大丈夫です。
私も100円ショップで購入したくしを使っています。
100円ショップのものだと確かに耐久性は落ちますが、それでも数年は持ちます。
100円なので数年持てば十分でしょう。
バリカン
バリカンはもみあげや襟足をカットする時に役立ちます。
特に襟足は、誰かにカットしてもらえるのならバリカンは必要ないかもしれませんが、セルフカットとなると物理的に手が届かなく見えないので、はさみだとちょっと無理。
なのでバリカンは必須。
今売られているのは、大体が水洗いできるので掃除が楽です。
購入時の注意点は、
- カットできる長さの確認
- 切れ味
です。カットできる長さの範囲は、20~40mmくらいの範囲が調節できれば大丈夫。
また、切れ味は大手メーカーなら問題ないでしょう。
価格を少し安く抑えたいのならこちらで大丈夫でしょう。
三面鏡
あと大事なのがこの三面鏡。
上手くセルフカットできるか失敗するかは、この三面鏡にかかっていると言っても過言ではないので、三面鏡に関してはケチらないでちゃんとしたものを購入した方が良いです。
私もこの三面鏡を使っていますが、毎回使用する時は箱から出して使い、終わったら箱に閉まっています(笑)
なくてはならない存在なので、丁重に扱っています。
作りがしっかりしているので、重さも多少あります。ポイントは一つの鏡の面の大きさです。
これくらいの大きさがあると、頭頂部やサイド、後ろの確認がしやすいのでやっぱりセルフカットには必須な一品。
ケープ
セルフカットをして面倒に感じるのが、カットした後の髪の毛の処理
。
服に細かい毛がついてしまうとなかなか取れません。
ガムテープでぺたぺた貼り付けて取ったり、コロコロで取ったりしてもある程度は取れますが完全には取れません。
そして、服を着ている間感じる髪の毛が当たるチクチクした感じ。
これ結構ストレスですよね。
そんなストレスを解消してくれるのがこのケープ。
もちろん完全にこれで収まるわけではなく、多少首の隙間から毛が入ったり、床に落ちたりはします。
それでも、服につく量や床に落ちる量はかなり減らせます。
私もセルフカット時にはこのケープも欠かせないです。
ハンドミラー
これも一応リンクは貼りましたが、100円ショップに売られているもので全然OK。
このハンドミラーを使って、三面鏡に反射させたり風呂場についている鏡に反射させたりして見えにくいところをカットできるようにします。
なので、鏡の大きさが大きめの方が良いです。
場所は風呂場が楽
セルフカットをする場所は、基本的に風呂場が楽です。
何が楽?
セルフカット後の後処理が楽なんです。
近くに掃除機を置いといて、終わったら掃除機をかければ大体はきれいにできます。
それでも細かい毛が残っている場合は、シャワーで流してしまえば簡単。
いくらケープを使ったとしても服に毛がつくとチクチクするので、風呂場をすこし暖めておいてTシャツなど薄着でカットした方が、髪の毛が服につきにくくなります。
もう一つ風呂場の利点は、鏡がついていることが多いので三面鏡・ハンドミラー+風呂場の鏡も利用してしまいましょう。
失敗する可能性がさらに減ります。
セルフカットは風呂場でTシャツなど薄着で行うと後処理が楽!
サイド・後ろ・トップは結構思い切りカットしてOK
道具がそろったところで、実際にセルフカットを始めます。
最初にサイド・後ろ・トップは、先ほど上記で説明した通りくしで髪の毛を持ち上げてはみ出た毛を切る方法で結構思い切りカットしてOKです。
と言っても、初めのうちは不安でしょうから鏡をこまめに見て長さを確認しながら、少し長めに残す感覚でカットしていけば良いでしょう。
サイド・後ろ・トップは失敗しにくいので、私なんかは最初から結構バサバサ切ったりしています(笑)
少しくらい大雑把にカットしても、見た目はきれいに見えるので気持ちよく切れます。
サイド・後ろ・トップは大雑把にカットしても、案外仕上がりはきれいになる!
もみあげ・襟足は慎重に!
サイド・後ろ・トップとは対照的に、もみあげと襟足をカットする際には慎重に!です。
もみあげと襟足は失敗すると目立つ上に、一度カットしてしまうと修正してごまかしにくい場所。
もみあげをカットする時は、先ほどのくしで毛を持ち上げて少しずつカットしつつ、バリカンでの長さを調整しつつ、カットしていきます。
何回かカットしているうちに、自分のもみあげはバリカンが何mmではさみではこのくらいカットするといった感覚的なものが分かってくるはず。
ちなみに私の場合はバリカンは30~40mmにセットしてカットし、残った毛をはさみでカットして調整する感じです。
襟足ははさみだと手が届かないので、バリカンで同じく30~40mmくらいにセットして、鏡を見ながら理想のイメージになるようにカットしていけばOK。
もみあげと襟足は失敗したら目立つので慎重に!
前髪は長めに残しておく
人は大体顔の正面のイメージが強いので、前髪を少し長めに残しておけば他のところで多少失敗しても全体的なイメージはカバーできます。
前髪も同様に、髪の毛をくしで持ち上げながらカットしていけば、ぱっつんにならずに自然な仕上がりになります。
他のところで失敗しても、前髪がちゃんとカットできていればそこまで見た感じのイメージは悪くならないので、前髪は少し長めに残しておいて他のところをカバーできるようにしましょう。
失敗した時の保険的な意味合いもありますかね。
他のところの失敗をカバーする意味合いでも、前髪は少し長めに残しておいた方がよい
ちなみに、何で楽天などネットショッピングをするなら、ポイントを二重取りできるハピタス経由がおすすめなのか?については、こちらの記事にまとめてあります。
メンズのセルフカットは意外に簡単で、時間とお金の節約になる
今まで書いてきた通り、メンズのセルフカットは意外に簡単で、時間とお金の節約になります。
最初は難しく感じても、何回かやっているうちにコツが分かるので簡単に思えてきます。
時間とお金が節約になる点も大きいですよね。
予約して日時に拘束されることはなくなるし、金額的にも家族で1回外食行ける分くらいの費用は浮きます。
他にセルフカットの大きなメリットとして、自分の自由自在に切ることができる!という点です。
美容室などでは、
- もう少しトップの長さを切ってほしかった・・・
- 前髪はそんなに切らないでほしかった
などと、自宅に帰ってからや、2,3日経ってから思うことってたまにありますよね!?
セルフカットの場合はそんなことありません。
長さもすきバサミですく量も、バランスなども自由自在!
美容室に行く前の「思い通りにカットしてもらえるかな・・・」という不安やストレス。
全くなくなります( `ー´)ノ
まとめ
今回は、セルフカットのメンズで失敗しない方法は?、またカットの仕方や必要な道具など私の体験を踏まえて書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?
男性で、セルフカットをしようかどうしようかと迷っている人もいるかと思います。
セルフカットは実際にやってみると意外に簡単なので、迷っている人はぜひ一度チャレンジしてみることをおすすめします!