私もgoogleアドセンスの審査には何度も落とされ続けました。やっとの思いで合格したのが29回目。
その落とされ続けてきた中で、一番多かった不合格理由が
「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されたサイト)」
です。ほんとコレには散々悩まされました。
大概が毎回同じこの理由で不合格にされているので、「機械的にはじいているのかな・・・」、「これを突破するのは不可能なのかな・・・」なんて落ち込んで考えてしまった日も何日かあります。
私はめげずに申請し続けて、最終的には合格することができましたが・・・。
googleアドセンスに不合格し続けている人は、私の時と同じように「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されたサイト)」が理由になっている人は多いかと思います。
この記事では、そんな悩みを抱えた人に向けて、私が経験してきて試行錯誤してつかんだ感触を、なるべく具体的に書いていきます。
価値の低い広告枠(コンテンツが複製されたサイト)とは?
アドセンス申請した時の不合格理由で、価値の低い広告枠(コンテンツが複製されたサイト)とありますが、より詳細な理由として「他のサイトと似通った内容、コピーしたもの、また自分のサイト内でも似通った記事がある場合にはそれも含まれます・・・」的なことが書いてあり、具体的でありそうで具体的ではなく、私なんかはよく意味が理解できず少々頭が混乱してしまいました。
結論から言うと、
価値の低い広告枠(コンテンツが複製されたサイト)という理由にとらわれ過ぎない方がよい!!
です。全然具体的ではなく、抽象的な内容だからです。
私なんかは記事数を増やしていったら脱却できましたし、他のサイトをみてみると
・画像だけのページがあったので、それを削除したら脱却できた
・新規ドメインにして記事を書き、再申請したら脱却できた
というものもありました。また、反対に
・記事を0にして申請してみたら不合格理由は「価値のない~(コンテンツが複製された~)」
・コピペチェックツールで入念にチェックし、一致率がかなり低いのに理由は「価値のない~(コンテンツが~)」
というように、状況はてんでばらばら。
要するに要約すると
・オリジナル性が低いです
・画像だけのページがindexされていたりと質が低いです
の2点なんだと思います。この2点だけ頭に入れておけば十分。Googleの方も深い意味はないのだと思います。なので、それにとらわれるより、記事の作成やサイトを見渡して質の低い原因を見つける方が効果的です。
価値の低い広告枠(コンテンツが複製されたサイト)を脱却する方法
では、具体的に6つのカテゴリーに分けて解説していきます。
文章
文章はきれいでなくても良い
審査だからきれいに書かなくては!!と、思う人もいるかもしれません。
しかし、文章自体は全然きれいでなくても大丈夫。「だよ~」とか「~だったー」などでも全然OK。「です」や「ます」などきれいな言葉を使った方が良いような気はするかもしれませんが、全然そんなことないです。
むしろ、逆に色々なサイトを見ても「です」「ます」調で書かれているものは多いので、かえって普段使っている「だよー」とかの方がオリジナル性という点では評価されると思います。
私も申請時にはあえて「~で十分」「だよ~」みたいな、あえて「ですます」調を使わない表現を多くするように意識していました。
客観的ではなく主観的に!
文章を書くのに慣れてくるとどうしても客観的になりがちです。その方がきれいな表現になるので、当然といえば当然なのですが・・・。
しかし、そこを我慢してなるべく自分の気持ちや感情、感じたことをありのままに書くようにして、主観的な表現を用いた方が良いです。
例えば、テーブルにみかんが置いてあるとしたら・・・、
あのみかん、しっかりオレンジに染まって大きくて美味しそう。触ってみると少し柔らかくて食べごろだ。それと柑橘系のいい香りがたまらない・・・。
このように、主観的で自分の感じたことをありのままに書いたほうが、他の記事とかぶりにくいのでオリジナル性が増します。
反対に客観的な表現はかぶりやすいので注意が必要です。
一応コピペチェックはした方が良い
CopyContentDetectorという無料のコピペチェックツールがあります。4000字までは無料です。
このツールで一致率が30%未満くらいなら大丈夫でしょう。
Googleはコピペというより記事の内容が似通ってないかというオリジナル性を重視しているので、このツールの一致率は参考程度にとどめた方が良いでしょう。
他のサイトの記事では「一致率が50%あったけど審査に合格できた」、「20%未満だけど不合格・・・」といった記事を見かけます。私の場合は30%を下回ることだけを意識して、それ以外はあまり気にしなかったです。
記事
記事の内容としては、オリジナリティーが出せれば問題がないのですがこれがなかなか難しいです。
私がお勧めするのは商品紹介の記事です。商品紹介ならかぶりにくく、商品の写真を撮れば簡単にオリジナルの画像を用意することができます。
もう一つ付け加えると、商品といってもメジャーなものよりどちらかというとマイナーな方が良いでしょう。その方がかぶらずオリジナリティーが出せます。
画像
画像に関しては色々なサイトを見てみると、「フリー画像があっても合格しました」「画像なしで申請した方がいいよ!」と、色々な記事があります。
ですが、アドセンスを申請していて私が感じたことは、フリー画像はなるべく少ないほうが良いです。なぜなら私は最終的にフリー画像を減らしただけで合格できたのですから・・・。
詳しくはこちらの記事にまとめてあります。
また、同じフリー画像でもより多く使われている画像に関しては、オリジナルティが低いと判断されるような感じがします。
オリジナルの画像があれば良いのですが、ない場合は無理してフリー画像を使わなくても良いと思います。
・フリー画像は使わない、もしくはなるべく枚数を減らす
・フリー画像を使うとしたらなるべく使われてないものを使う
この2点に注意すれば良いでしょう。
固定ページ
固定ページは「お問い合わせ」、「プライバシーポリシー」、「プロフィール」、「サイトマップ」の4つは最低設置した方が良いでしょう。
プライバシーポリシーに関しては、他のサイトにも載っていますがコピペしてメールアドレスやHPアドレスだけを変えるだけでOK
私のサイトもコピペしてアドレスだけ変えて審査に通ってます。
プラグイン
プラグインは誤作動を起こす可能性があるので、最低限にとどめておいた方が良いでしょう
私は入れても誤作動は起きてなかったのですが、特に「All in One SEO Pack 」は誤作動を起こしやすいみたいなので、入れないか、入れるとしても注意が必要です。
「site:自分のサイト」でチェック
いくら気をつけていたとしても、自分では気づかない間に変なページがインデックスされていることもあります。
なので、時々「site:○○○」(○○○は自サイトのアドレス)で検索して確認した方が良いです。画像だけのページや下書きに戻したページがまだ残っていたりと、自分が意図してないページがインデックスされていることがあります。
そのような場合は、原因を解決した上でサーチコンソールでURLを削除すれば問題ないです。
投稿
記事を公開した後はすぐにサーチコンソールで、インデックス登録のリクエストを毎回した方が良いです
ある程度、記事数がある場合などは記事公開後早い段階でインデックスが登録されますが、サイトを立ち上げてからまだそんなに日が経ってない場合だと、インデックスが登録されるまでに少し時間がかかるからです。
インデックスが登録されないと今度は審査に影響が及ぼしてくるので、登録のリクエストは記事公開の度にするのがベストです。
まとめ
googleアドセンスの申請で、「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」を脱却する方法を、私の経験からなるべく具体的に書いてみましたがいかがでしたでしょうか。
一つでも当てはまる点があれば、修正して再申請されてみることをお勧めします。合格に1歩2歩近づくと思います。