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【Google AdSense】2024年にクリック型からインプレッション型に移行!?収益化の仕組みが更新?

2023年11月に入ってから、Google AdSenseから「AdSense での収益化の仕組みが更新されます」といった題でメールがきました。

さらっとメールで来ましたが、これけっこう大きな更新なのではないかと思っています。

今回は、Google AdSenseでの収益化の仕組みが更新されることについてまとめてみました。

「AdSense での収益化の仕組みが更新されます」というメール

たまにくるAdSenseからのメール。

またいつもの流し読みで終わるメールかぁ、と思いつつ読んでみたら、今回はちょっと違った。

「AdSense での収益化の仕組みが更新されます」という題。

ん?収益化の仕組みが更新?

よく読んでみると2つの更新があるみたい。

  1. AdSense の収益分配構造の更新
  2. サイト運営者へのインプレッションに応じた支払いへの移行

それぞれ具体的にみていきますね。

1,AdSense の収益分配構造の更新

1つ目はAdSense の収益分配構造の更新

アドセンスのオフィシャルブログには、

以前は、Google AdSense ネットワークは 1 回のトランザクション内で料金を処理していました。現在、AdSense の収益分配をバイサイドとセルサイドの別々のレートに分割しています。コンテンツ向け AdSense で広告を表示すると、Google のバイサイド プラットフォームかサードパーティ プラットフォームかに関係なく、広告主プラットフォームが手数料を受け取った後、サイト運営者は収益の 80% を受け取ります。

たとえば、Google 広告が AdSense のディスプレイ広告を購入すると、Google 広告は広告主の費用の平均 15% を保持します。多くの広告主がクリックやコンバージョンなどのユーザーのアクションに基づいて支払うことを選択しているため、Google 広告ではインプレッションごとの固定料金がかからないため、変動が生じます。全体として、パブリッシャーは引き続き収益の約 68% を維持することになります。

広告主がサードパーティ プラットフォームを使用して AdSense のディスプレイ広告を購入する場合、サイト運営者はサードパーティ プラットフォームが手数料を徴収した後、収益の 80% を保持します。Google は、これらのサードパーティ プラットフォームが広告主に請求する料金やその計算方法を管理したり把握したりすることはありません。

引用元:Google AdSense

と、このような記載がありました。

アドセンスの料金の分配に関して細かいことはよくわかりません。

でも、簡単にまとめると、アドセンスからのメールの記載にもあったように、「料金を購入側と販売側に分けて設定します」とのことです。

2,サイト運営者へのインプレッションに応じた支払いへの移行

2つ目は、サイト運営者へのインプレッションに応じた支払いへの移行

収益分配構造の更新に加え、AdSense は間もなく、主にクリックごとにサイト運営者に支払う方式から、インプレッションごとに支払うディスプレイ業界標準に移行します。このアップデートにより、Google の製品やサードパーティのプラットフォーム全体で広告スペースに対してサイト運営者に支払うためのより統一された方法が提供され、サイト運営者が使用している他のテクノロジー プロバイダーと比較できるようになります。

引用元:Google AdSense

AdSenseの収益が、クリック型からインプレッション型に移行するとのこと。

個人的には、こちらの方が大きい更新のように思えます。

移行時期は「来年の初め」との記載があるので、2024年に入ったら早い段階で有効になるでしょう。

なぜ収益化の仕組みを更新するのか?

なぜ収益化の仕組みを更新するのか?という部分については、このような記載がありました。

広告業界が進化するにつれて、パブリッシャーが利用できる収益化の選択肢も増えてきました。現在、Web サイト所有者は、広告スペースを販売するために、直販、広告ネットワーク、セルサイド プラットフォームを組み合わせて使用​​しており、多くの場合、複数のテクノロジーを同時に使用しています。

これが、AdSense の収益分配構造の更新と、サイト運営者へのインプレッションに応じた支払いへの移行という 2 つの変更を行う理由です。

引用元:Google AdSense

要するに、ブログやサイトの運営者がAdSenseだけでなく、他の広告ネットワーク等を併用するケースが増えたからでしょう。

そうなると、Googleの収益は減るため、今回のような収益化の仕組みを変更せざる得なくなったのではないでしょうか。

私もブログを運営していて、いくつかの企業から広告配信の相談を持ち寄られました。

広告を実装したり外したりといろいろ試しているのですが、現在は、AdSenseのほかにマネタイザーを使っています。

やはり、AdSense1つを使っているより複数の企業を使った方が、広告停止をされたときなどのリスクヘッジになりますからね。

私以外にも同じような考えの人は多いと思います。

結果的に収益はどうなるのか?

この2つの更新を行ったことにより、収益はどのように変化するのか?

ここが一番気になりますよね!

アドセンスのメールには「収益には影響ないと予想されます」との記載が。

100%確実ではないけど、大きな影響はないでしょう、と読み取れます。

個人的には嬉しい更新だと感じています。

  1. 誤クリックやクリック率を気にしなくていい
  2. 月の収益の極端な差がなくなる
  3. コンテンツの作成に集中できる

大まかに考えるとこの3つでしょうか。

誤クリックやクリック率を気にしなくていいのは助かります。

2クリック制とかホントやめてほしい(汗)

月の収益の極端な差がなくなるのは、めちゃくちゃ高い月がなくなるのは残念ですが、めちゃくちゃ低い月もなくなるので、メンタル的にはよいです。

こうなると、コンテンツ作りに集中しやすいですよね!

ちなみに、WordPress「JIN」で追尾広告を設置する方法については、こちらの記事にまとめてあります。

Pixabayでダウンロードができない時の対処法についてはこちらの記事。

まとめ

今回は、Google AdSenseでの収益化の仕組みが更新されることについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

ブログ作業がはかどりそうなので、来年のインプレッション型への移行を期待したいですね!