毎年12月が近づいてくると、「年賀状」を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?
そして私もその一人です(汗)
「忙しい時期だから早く書き終わらせたいな~」、「今回は誰に出そうかな・・・」、「なるべく枚数を減らしたいな」、「むしろ年賀状は出す必要があるのか?」などと、色々な思いが頭の中を交錯するかと思います。
そこで今回は、年賀状は出さないとダメなのか?また、やめるのに理由は必要か?といった点について私なりに考えてみました。
そもそも年賀状は何のために出すのか?
年賀状をウィキペディアで調べてみると、
年賀状(ねんがじょう)とは、新年(正月)に届くよう送られる郵便葉書やカードを用いた挨拶状のこと。新年を祝う言葉をもって挨拶し、旧年中の厚誼の感謝と新しい年に変わらぬ厚情を依願する気持ちを、親しい相手への場合などには近況を添えることがある
引用元:ウィキペディア
と書いてあります。要するに、前年の感謝と新年を祝う言葉を添えた挨拶状です。
友人など仲の良い人から仕事で接点のある人、目上の人、親戚など送る相手はその人の環境や状況によって様々ですよね。
年賀状の出す意味合いとしては、
- 遠方に住んでいて普段は連絡を取ってないが、年賀状を通じて互いの近況を報告し合っている
- 仕事の上司や取引先、目上の人などに今後の関係継続+挨拶の意味
- 親戚など身内関係に挨拶
- 普段から連絡を取っている友人に挨拶+親睦を深めるため
- 仕事や交友関係で知り合って間もない人の親睦を深めるため
大体こんなところでしょうか。
年賀状は、挨拶や親睦を深めるために出すといった意味合いが多いのだと思います。
今後も年賀状は必要か?4つの視点から考えてみた
そんな昔から続いている年賀状ですが今後も必要かどうかを、
- 出さなければならない人
- コスト
- 時間
- 時代の流れ
の4つの視点から考えてみました。
出さなければならない人
まずは「出さなければならない人、または出した方が良さそうな人」。
- 相手が目上の人で交流が年賀状のやりとりしかない人
- 相手が年配の人で、メールやSNSが使えずかつ今後も交流が必要ない人
年賀状を出さなければならない人、または出した方が良さそうな人といったらこのくらい。
いくらデジタルが普及してきたといっても、まだ年数が浅いのでどうしても今までの年賀状の風習が残ります。なので、人によっては今後も最低限一定数の年賀状は残る可能性があります。
逆にいうと、これら1,2以外の人達はメールやSNSでの挨拶で代用したり、もしくはしなくても問題ないでしょう。
人によっては出さなくてはならない人、または出した方が良さそうな人が一定数残る可能性あり
コスト
次にコスト面。
最初は50円だった年賀はがきも今では52円→62円とどんどん値上がりしています。
そしてハガキ代もしかり、印刷代も結構かかります。どこかの会社に印刷を注文する場合は、ざっと調べた感じだと1枚当たり印刷料金が約50円くらい。
たとえば年賀はがき50枚出そうとして、印刷を会社に注文した場合の料金は、
ハガキ代 62円×50枚=3100円
印刷代 50円×50枚=2500円
合計 3100+2500=5600円
ん~、結構いい値段(/_;)
自宅のプリンターで印刷すればもう少しコストは下げられますが、メールやSNSを使えば無料なことを考えれば断然割高。
年賀状をもらった方は嬉しいかもしれませんが、それでもそこまで年賀状に固執する意味はあるのかな・・・。
年賀はがきの料金はどんどん高くなっている。しかし、SNSやメールを使えば無料・・・。それでも年賀状に固執する意味はある?
時間
時間の面からみても年賀状の場合は、
年賀はがきを買う→PCで宛名・文面の入力→プリンターで印刷→文面に一言書く→ポスト投函
または、
印刷会社で文面の印刷された年賀はがきを購入→自宅で宛名面を印刷→文面に一言書く→ポスト投函
といった、一連の作業時間がかかります。加えて、新年になって送った人以外から年賀状が届いた場合の、年賀状の返信作業。
どちらにしろ一定の作業時間は確保しなくてはなりません。特に12月など年末に近づくにつれ、何かと時間の確保は難しくなる人が多いと思うので、毎年のことながらもこの一連の作業は結構大変(*´Д`)
対して、メールやSNSであれば文章を作成する時間は多少かかるものの、送信すれば一瞬で相手に届くので、トータルの作業時間を比べると雲泥の差。
時間の面からみてもメールやSNSの作業時間の方が圧倒的に短時間。年賀状は一連の作業をしなければならない上に、翌年の送ってない人から届いた場合の返信作業まである
時代の流れ
時代の流れからみたらデジタルがこれだけ普及してきたので、もう完全に年始の挨拶はSNSかメールで十分なのでは!?
昔はデジタルがこんなに普及してなく、年始の挨拶をするツール自体が限られていたので年賀状を利用するのは必然といえば必然。
しかし、今は時代の転換期。紙媒体の年賀状の重要度はどんどん下がっていくのは当然といえば当然でしょう。
代わりにSNSやメールなどのデジタルツールが代替してくれます。なのでデジタルツールで十分でしょう。
逆にこれだけデジタルが普及してきたのに、年賀状に固執するのは少し違和感を覚えてしまいます。どうしても「昔ながらの年賀状が好き!」、または「昔ながらの年賀状でやり取りしたい!!」っていう思いが強い人なら仕方がないと思うのですが・・・。
時代の流れからみたら断然SNSやメールなどのデジタルツール!
年賀状を出さなくするのに理由は必要?
さて、今度は年賀状を出さなくするためには何か理由は必要か?といったところですが、理由はなくても大丈夫でしょう。
むしろ、徐々に年賀状を出さなくなるのは、必然といえば必然なのではないでしょうか。
年賀状を出さなくするためにはどうしたら良いか?
それで、年賀状を出さなくするためにはどうしたらよいか?
今まで年賀状を出していた人全員を一気に出さなくしてしまうと、相手の方もちょっとビックリしてしまいますよね。
当たり障りなく、すんなりと年賀状を出さなくても済む方法を私なりに考えてみました。
- 年賀状を自分から出すのではなく、送られてきた分だけ返事を書く
- 新年の挨拶は今後はメールかSNSにするね!と先に一言言っておく
- 何も言わず無言で出すのをやめる
3つ考えてみましたが、どれか一つに絞ってしまうと少し極端になってしまうので、相手に合わせて1〜3を使い分けるのがベスト。
例えば、目上の人でこちらから出さなければならない人は最初から出すとして、それ以外の目上の人や同年代の人は1、2を使い分ける。
あまり連絡のやり取りをしなかったり交流がない人の場合→3でも特に問題ないはず。
増やすことでなく減らすことを考えてれば、確実に枚数は少しずつ減らせるはずです。
結論:年賀状はもう出さなくてもよいと思う!
結論として私的には年賀状はもう出さなくても良い!( `ー´)ノ
確実に時代の流れは変化しました。
今までの付き合いや流れで最低限出さなければならない人は一定数はいるかもしれません。しかし、それ以外の人はメールやSNSなどのデジタルで代替するか、なしで良いと思います。
コスト、時間、時代の流れからみても、デジタルに移行するのは必然的。今までのように年末の忙しい時間を割いてまで作業を行い、そしてハガキやインク代などのコストが上がり頭を悩ませている場面を想像すると、「ん〜、それならやらなくて良いのでは?」と思ってしまいます。
年賀状は好きで書くなら問題ないが、今までの流れや惰性で書いてるのならすぐにやめて、他の有意義なことに時間を費やした方が充実度が増すはず。
まとめ
年賀状は出さないとダメか?やめるのに何か理由は必要か?ということについて私なりに考えを書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?
人それぞれ価値観は違います。本当に年賀状が好きならそのまま続ければ良いと思いますが、そうでないのなら思い切ってやめてみてはいかがでしょうか?
人生は有限なので時間は貴重です。自分の好きなこと、または人が喜ぶことにより多くの時間を割いた方が人生の充実度が増していくと思います。