ブログでGoogle AdSenseを使っている人は、アメリカ合衆国の税務情報を送信していると思います。
1回送信すれば終わりかと思っていたけど、何やら更新が必要との通知が・・・(汗)
今回は、Google AdSenseでアメリカ合衆国の税務情報(個人)を更新する方法を、具体的に解説していきます。
アドセンスの管理画面を開いたら、税務情報の更新が必要との警告が・・・
アドセンスの管理画面を開くと、たまに赤い警告みたいな表示が出てくるので、ビックリしますよね。
ほんと何事かと・・・(;’∀’)
今回の内容はどんなものかというと、納税情報の有効期限が近づいているので更新が必要との通知。
アドセンス管理画面のトップページに表示されていましたが、お支払い情報のページにも同様に表示されています↓
アメリカ合衆国の税務情報を更新する方法(個人)を解説【Google AdSense】
では、ここからGoogle AdSenseでアメリカ合衆国の税務情報を更新する方法(個人)を、解説していきます。
まず、アドセンスの管理画面で、
- 左側にあるメニューの「お支払い情報」クリック
- 右側の「設定を管理する」
をクリックします。
次に、画面右側の「アメリカ合衆国の税務情報」と表示されているところをクリック。
「税務情報の管理」をクリック。
有効期限を見てみると、確かに2024年12月31日となっています。
右側の「新しいフォームを送信」をクリックします。
Googleアカウントのパスワード求められる場合もあるので、その場合はパスワードを入力します。
- 口座の種類は何ですか?→「個人」を選択
- 「次へ」をクリック
- 米国民であるか、米国に居住していますか?→「いいえ」を選択
- 「次へ」をクリック
- 「W-8BEN:米国外の個人が最もよく使用するフォームです。また、~」を選択
- 「W-8BEN フォームの記入を開始する」をクリックします
「受益者となる個人の名前」では、個人名を英語で入力します。
例えば、「Saburo Tamura」のように、名→姓の順。
市民権のある国/地域では「日本」を選択。
- 外国のTIN→「マイナンバー」を入力。
- 「次へ」をクリック
次は住所の入力になります。
- お住いの国や地域:日本
- 郵便番号:ハイフンなしで入力します
- 都道府県:都道府県をドロップダウンから選択。
- 市区郡:市区郡を英語で入力
- 住所:市区郡以降の住所を英語で入力
- 建物名や部屋番号など:同様に英数字で入力。
例として住所が「東京都江東区門前仲町1丁目1−1 ×××」と仮定すると、
- お住いの国や地域:日本
- 郵便番号:1350048
- 都道府県:東京都
- 市区郡:Koto Ku
- 住所:Monzennakacho 1-1-1
- 建物名や部屋番号など:×××
こんな感じになります。
住所を日本語表記から英語表記に変換するには、JuDressのサイトが便利。
私は住所を英語に変換する時は毎回使っています。
- 「送付先住所は定住所と同じである」のボックスにチェック
- 「次へ」をクリック
- 「はい、源泉徴収率の引き下げを受ける資格があります」を選択
- 「米国と当該国との間の所得税に関する租税条約で定めるところの以下の国の居住者である。」のボックスにチェック
- 「日本」を選択
- 「その他の著作権のロイヤリティ~」のボックスにチェック
- 条項と段落→「第12条第1項」を選択。源泉徴収率→「0%(軽減税率)」を選択
- 「Tax treaty セクションに記された国が拠点である納税者として、~」のボックスにチェック
- 「サービスまたはその他のビジネスの収益(AdSenseなど~」のボックスにチェック
- 条項と段落→「第7条第1項」を選択。源泉徴収率→「0%(軽減税率)」を選択
- 「Tax treaty セクションに記された~」のボックスにチェック
- 「映画やテレビのロイヤリティ」のボックスにチェック
- 条項と段落→「第12条第1項」を選択。源泉徴収率→「0%(軽減税率)」を選択
- 「Tax treaty セクションに記された国が~」のところのボックスにチェック
- 「次へ」をクリック
次に、米国内で行っている活動とサービスでは、
- 「いいえ」を選択
- 「私は、Google またはその関係会社に提供するサービスが~」のボックスにチェック
- 「次へ」をクリック
します。
税金に関するレポートのところでは、
- 「ペーパーレスを選択する(推奨)」を選択
- 「ペーパーレスでの配布に関する~」のボックスにチェック
- 「次へ」をクリック
します。
作成された書類を確認して特に問題がなければ、
- 「作成された税務署類を確認したうえで、~」のボックスにチェック
- 「次へ」をクリック
します。
税務フォームの保証のところで、「私は、偽証した場合~」のボックスにチェックを入れます。
「状況の変更がないことを示す宣誓供述書」のところで、当てはまる場合はボックスにチェックを入れます。
当てはまらない場合は空欄のまま。
署名のところで、
- 「はい、私は納税者番号欄に記載されている受益者です」を選択
- 「送信」をクリック
これですべてが完了です。
アドセンスの管理画面でアメリカ合衆国の税務情報を見てみると、「お客様の税務情報が承認されました」と表示され、ステータスが引き続き承認済みになります。
送信日は新しいフォームを送信した日付に更新されていますね。
有効期限も更新されました。
・・・2027年12月31日と表示されているので、約3年ごとに更新が必要になる感じ(;’∀’)
ちなみに、私が米国の納税情報を更新したときは、1回目で承認されませんでした・・・。
その理由が「正式な氏名がアカウント名と一致していない。」。
「正式な氏名がアカウント名と一致していない。」と表示された時の対処法については、こちらの記事にまとめてありますので、参考にどうぞ。
まとめ
今回は、Google AdSenseでアメリカ合衆国の税務情報(個人)を更新する方法を具体的に解説していきましたが、いかがでしたでしょうか?
たかが更新作業ですが、そこそこ手間です。
可能ならもっと簡素なものにしてほしいです(汗)